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2014年12月27日土曜日

ゆらぐシニアからの起業

20年以上も勤務した会社を今年の春に辞めてから、早いもので、もう年末である。
しかし、想定していた国家試験には不合格となり、今後の方向をもっと良く考える必要に迫られている。
50代前半であると、まだシニアとは認識されないし、そうかといって若手ではない。
シニアの起業支援制度を活用できないし、若者向けの起業支援制度も活用できない。

通常のサラリーマン出世コースや60歳・65歳定年退職コースといった道から外れて、
50代で、自己都合で会社を辞めた人や、リストラされた人といった中途半端なシニアは
どのように生きていけば良いのだろうか?

転職したとしても、60歳または65歳で定年制の会社の求人が多いのだが、出来れば年齢に関係なく働く意志さえあれば働き続けたいと思う。

転職ではなく、自ら起業する方向もずっと検討し続けてきた。
起業したい意思はあっても、やりたい方向が定まらない。
起業しても最初の1年間くらいは無収入を覚悟するとすると、現在までもほぼ無収入なのであるから、
貯金さえ底をつき、生活そのものが困難になる。

自分には起業することなんて無理なのだろうか・・・。
今日も起業へ夢を膨らませながらも、現実を考えろと言う2つの心の間を行ったり来たりしている自分がある。

2014年12月22日月曜日

「サラリーマンの夢、かなえてみたけれど」について

サラリーマンの夢、かなえてみたけれど(野口真人)
日経新聞 2014/12/11マネー 私の投資論)について

そういえば、上記のような記事が日経のWeb版の記事に出ていた。
概要は、不動産投資によって不労所得を得ることで働く必要がなくなった著者が、早期にリタイアしたことで社会との断絶された気持ちを抱くようになり、再び働くことにした、といった内容である。

言わんとしていることは分かるが、自分なら働く必要がなくなれば社会復帰のために就職するという選択肢はないだろう。生活していける程の十分な資産があり、自由時間があるならば、もっと自由気ままに生きると思う。
不動産投資で不労所得生活達成の夢を果たせたのであるから、将来への不安は全く存在せず、羨ましい限りである。

とはいえ、お金だけでは幸福を達成できない1つの事例として考えさせられる内容である。
私の過去の職場には、宝くじで高額金を当選した人、競馬で一攫千金を実現した人、株で1億貯めた人といった人々が実際に存在した。しかし、この人達は、通常の業務をこなし、つまり、働き続けることを選択していた。
働く必要など無くなった人達であっても、やはり働き続けていたのだ。

欧米では、十分なお金を稼いだらサッサとリタイアしてのんびりリゾートで過ごす事が夢見られているらしいが、日本では何を求めてそれほどに働くのであろうか?

働くことは美徳?
リタイアできる人はリタイアし、若者に職を与えるなり育成する方が良くないのか?

日本人として大事なのは稼いでお金を溜め込むことか?
世界には日本より貧しい国が想像以上に多いが、国際貢献では幸福を感じないのか?

将来の不安で一杯の私には、分からない事なのかもしれない。

Javaが使えるレンタルサーバー環境

ホームページやブログ等では特にJava環境ではなくとも、PHPやMySQLといった環境で事足りる。
しかし、書き慣れたJavaでアプリケーション(WAR)をサーブレットとしてTomcat等のアプリケーションサーバーにデプロイして稼働させたい。こうすれば、サーバー上で重い処理をこなして、それをモバイルアプリで結果を受け取る仕組みも構築できる。
CGIでできないことはないが、WordPressを動かしているPHP環境とは別にJavaも動かせるレンタルサーバー環境はないものかと調べてみた。プラットホームがWindows系になるものは少し高めになるので対象外としたので、Linux系となる。root権限でJava導入可能なものも含む。


さくらのVPS
  メモリ512MB、SSD20GB、仮想コア数は1個
  最低価格は、CentOS 6 x86_64 で 月額635円、無料お試し期間2週間、初期費用1000円

  さくらVPSの場合、ネットでも情報が多く見つかる点がGood

WEBKEEPERS

  メモリ512MB、SSD40GB、
   Cent OS 6.5  最低価格月額450円、初期費用0円

ServerQueen 
  メモリ512MB、SSD40GB、
  Cent OS 6.5 最低価格月額450円、初期費用0円
   
ServersMan@VPS
  メモリ2GB、HDD100GB、
   エンジニアセット CentOS 7(64bit)/CentOS 6(64bit)
  Standardで月額934円、初期費用0円、1ヶ月無料使用
  Java1.6, Tomcat 5
   
1stレンタルサーバー
  STARTERプラン、100GB、月額900円  
  JDK,TOMCAT,Jboss,Jetty,Glassfish / バージョン選択可能
  
お名前.COM
  1GBメモリ、100GB、CPU2コア、月額896円、CentOS 6.5 x86_64 (標準)

MOCHAHOST
  Business Plan Shared JVM Tomcatプラン (JSPサイトは1個まで)  $1.98/month 
  Java/PHP/Perl/Python/CGI,  Tomcat5.5.35, JDK1.6.0_x
   
  CNET等から受賞し知名度あり。$1を150円と仮定しても300円以下。


それぞれ一長一短あるが、月額1000円を超えない程度なら、これらの中から目的に合ったものを選ぶことができる。
しかし、悩ましい・・・


2014年12月15日月曜日

ふがいない野党たち

衆議院選挙は、予想通り、自民党の圧勝だった。

しかし、積極的に自民党候補者に投票したというより、他に選ぶべき候補者がいないので、少しはマシな自民党候補者に投票したというのが大方ではないだろうか。

ふがいないのは、アベノミクスに対抗できる政策案を他の党(野党)が示さなかったことである。
示さなかったというより、示せなかったという能力に野党の問題がある。

与党の批判だけを繰り返し、理想論だけを述べている。
財源や政策アイデアや具体的な方法論が全くない。
選択肢がないのだから、経済再生を謳う自民党に投票するしかない。

政権を取る取らないではなく、経済再生を謳うことは共通しているのであるから、同じ方向で、日本経済や日本の山積した問題を解決するための具体的な案や政策を有権者に提示して問うことは出来なかったのだろうか。

正社員になることが夢であるCMは、あまりにも哀しい。夢ってそんなレベルなのか、選挙で謳うことなのか?

今回の選挙は、野党のふがいなさを露呈させたものだった。
準備期間が無かったという言い訳を聞くが、 世の中には準備が出来てから物事が始まる保証はどこにもない。むしろ準備が不完全でもやらざるを得ない場合が殆どなので、言い訳も甚だしい。




2014年12月10日水曜日

Windows 7がWindows Updateの途中で停止(17個中の10個目で停止)

本日、Windowsの自動更新が走り、自分のPCをシャットダウンする際に、
更新を反映させてシャットダウンを行ったのだが、
17個中の10個目の更新で、いつまでたっても処理が終了しないハングアップ状態となった。

「電源を切らないで下さい」と表示されているが、このままでは仕事にならない。
しかも、シャットダウンして更新が実行されてからすでに4時間ほど経過していながら、
まだ終了していない。ディスクへのアクセスランプも約1秒間隔くらいで、少し光っていたりと、
処理が進んでいない模様。

仕方ないので、強制的に電源を切り、再び、電源を投入。
更新処理が走ったが、Windows7 Proは起動した。
問題はないようだ。
再び、更新を反映させてシャットダウンを実行したが、同じように、ハングアップした。
17個中の10個目の更新で処理が進まない。

別のPCで、ネットで検索すると、これだった!

[ご注意ください] 12 月 10 日に Windows Update で配信された Visual Studio 2012 対象の更新プログラム KB3002339 をインストールするとシステムのハングアップなどの問題が発生する

電源を切り、再度、電源を投入し、
Windowsを起動した後で、
Windows Updateメニュー画面で、
KB3002339 
をインストールしない設定にした(チェックボックスをオフに)。
これで、インストールし、正常に更新が完了。

その後に、再起動し、
Windows Updateの自動更新をオフにした。

これで、とりあえず、KB3002339 以外の更新がなされた状態になった。

まったくもって人騒がせなWindows Updateである。

先のサイトでも、回避策も何も掲載されていないのも腹立たしい限りである。

OpenCV環境をローカルPCとさくらレンタルサーバー環境で構築

画像の処理をするために、ローカルPC(Windows7 Pro  64bit)とさくらレンタルサーバー(FreeBSD)上の両方で環境を構築した。

Windows 7での環境構築は、ネットの
OpenCVの環境構築(OpenCV 2.4.9) という記事を参考にさせていただいた。

OpenCVも2.4.9をダウンロードして使用した。
Windows環境でのコンパイルは、無料版(アカウント登録)のVisual Studio  Express 2012である。
VisualStudio用のソリューションファイルが提供されているので、比較的簡単に環境を構築できる。
簡単な画像処理も実行できた。

さくらのレンタルサーバーは、FreeBSDである。

% uname -rsp
FreeBSD 9.1-RELEASE-p15 amd64

OpenCV 2.4.9 をさくらインターネットに導入するにあたって、下記の記事を参考にした:

さくらインターネットにOpenCVをインストールし顔画像認識

さくらインターネットサーバーにOpenCV 2.1.1を入れる


最初に、CMAKEを導入し、それからOpenCVの導入(コンパイル)となる。

こちらもなんとか導入できた。

レンタルサーバー上で画像の二値画像化を実行してみた。
LD_LIBRARY_PATHが設定されていかなったので、念のためPATHにも、同じくOpenCVのlibへのパスを設定し、うまく動いた。

元の画像:

OpenCVでテストのため二値化した画像:

おお、やっぱりプログラムが動くと楽しいものだ。
Windows環境と、FreeBSD環境(Linux)で、環境構築したので色々と実験もできそうである。

オライリー・ジャパンから出版されている下記のOpenCVのバイブル本を勉学中である。
しかし、ボリューム的にもすごい本である。

2014年12月9日火曜日

バター不足の原因の責任の所在

バター不足のため、我が家でもバターは冷凍庫に保存してあるものが1つだけになった。
近所のスーパーでもバターは品切れ状態である。

たまに入荷してもすぐに売り切れるので、運良く、バターがあっても購入個数が1人1個までに
限定されている。
バターは以前にも品薄な状態があった記憶がある。

なんで、バターはいつも足りなくなるのだろうか?
TVニュースでも説明されていたが、 なぜか納得できなかったのだが、
本当の理由は、
バター値上げの背景に、農水省の「白モノ利権」
にあった。
どうして、もっと先手を打ちバターが品薄なら予めバターを緊急輸入しておくなどといったことがされていないのか、これで少しは納得できる。しかし、なんとも腹立たしい。

天下り団体「農畜産業振興機構」によるバター輸入独占業務のせいで、こんなにもバター不足が発生していたのだ。
マスコミや大手新聞等は、なぜこうしたことを報道しないのだろうか?TVニュースでは、明示的に 「農畜産業振興機構」の名前は報道されなかったのが、いまいち責任の所在が分からず、納得できない箇所であった。

こちらは、2011年での記事であるが、バターの輸入制度について回答されている:
バターの輸入制度について

「独立行政法人の農畜産業振興機構がバターを一元輸入し、 このカレント・アクセス輸入分と需要者割当輸入分のバターは関税が35%と低く抑えられていますが、その他の輸入分は360%と高関税が設定されれている」とある。
つまり、バターが品薄になったので、緊急輸入を誰かが(気を利かせた他業者)しようと思っても、関税が360%もかかるので、採算が合わずに輸入も出来ない仕組みになっているのだ。

責任の所在は、 農畜産業振興機構にあるのであるから、過去にも何度か発生させて来た同機構は、再発防止策に努めて欲しいと思う。

これは「バター」だけの問題ではない。バターは1つの例に過ぎないのだ。

2014年12月4日木曜日

面白そうな稼ぎ方のタイムチケット

面白そうな、稼ぎ方がタイムチケットである。
一緒に食事をしたりするだけで1000円稼げたりする。
在宅での仕事というより、お互いに対面してサービスをして報酬を得るので、
クラウドソーシングとは違うが、面白いサービスである。

つまり、一緒に映画を見ます2時間1000円のチケットとして売り出し、
そのチケットを誰かが購入し、日時や場所を確定し、待ち合わせて一緒に映画を見て
報酬をもらうという流れである。

食事を作るとか、昼食を一緒に食べるとか、起業の相談などもある。
こんな短い時間で稼げるなら、クラウドソーシングで仕事を受注してライタータスクをするよりもはるかに簡単であるし、気分転換にも良い。
何より、人と会って話をすることは、楽しい。

チケットとして自分を売り込んでみようかなと思う人はお試しあれ。

クラウドソーシングで仕事を受注して報酬を得る場合に気を付けるべき点

クラウドソーシングで仕事を受注して、報酬を受け取る場合に、その手数料やシステムで気を付けないといけない点がある。

極論すると、仕事を完了しても、報酬が自分の口座に現金で振り込まれないことがあるのである。
仕事をしても、その労働の成果をお金で受け取れないのであるから、働いている側からは深刻な問題となる。
どのような場合かというと、
(A)ある金額以上まで、報酬額が溜まっていないと、報酬を振り込んでもらえない。
  強制的に振り込んでもらうためには、手数料を出費しないと、自分の銀行に振り込まれない
(B)ポイント制になっており、これもある一定のポイントに到達しない限りは、換金できない

労働の対価は、原則的に、現金で即日払いである。
しかし、働いたフリーランスへの出金(振込)は、通常、日数がかかるし、換金出来て振り込み額が一定以上に達しているかを注意しないと、せっかく仕事をしても、利用できるお金にならないというリスクがあるのだ。
クラウドソーシングのサイトでは、このへんが、あまり詳細に書かれていないようである。

また、システム使用料が、受け取る報酬額から引かれることになる。
仕事を依頼する発注者側がシステム使用料を支払うのではなく、働く側の報酬から差し引かれるのだ。これは、他のクラウドソーシングサイトでも同じようである。
 

具体的に挙げれば、

ランサーズの場合(http://www.lancers.jp/)には、
報酬額が3000円に満たないと、仕事をしてもお金は振り込まれない。
他の仕事を受注して、ランサーズのシステム上に記録された報酬額を加算して、3000円以上にするか、または、事務手数料1000円を支払わないと、振り込まれないようである。
3000円という額の基準が何なのか、事務手数料1000円も取るとはどういう理由なのか不明である。

システム使用料は、報酬金額に応じた階段式の計算式となっており、
一言でいえば、システム使用料は、報酬額の5%~20%となるのだが

これは、

報酬額の20万円を超える部分は、報酬額の5%をシステム使用料として徴収、
報酬額の10万円超~20万円の部分は、報酬額の10%をシステム使用料として徴収、
報酬額の0円超~10万円の部分は、報酬額の20%をシステム使用料として徴収、

というロジックになっている。

つまり、18万円の報酬の仕事の報酬の場合には、28000円がシステム使用料として
引かれる(18万円-2万8000円=15万2000円 が手取りの報酬):
10万円×20%+8万円×10%=2万円+8000円=28000円。

仕事の報酬が1万円なら、2000円が引かれて、8000円の手取り報酬。
1万円×20%=2000円。

仕事の報酬が40万円なら、4万円が引かれて、36万円の手取り報酬。
10万円×20%+10万円×10%+20万円×5%=2万円+1万円+1万円=4万円

ここで、言いたいのは、小額の報酬である3000円くらいの仕事を受注した場合には、
3千円 × 20% = 600円 がシステム使用料として引かれるので、
手取り報酬は2400円であるが、3000円に達していないので、報酬が振り込まれないことになる。

これは、報酬金額が1万円であったとしても、その仕事が3回の仕事に分割され、そのたびごとに、
報酬が支払われる場合にも、最後の支払いが3000円以下になるので、振り込まれない事態になるのだ。
(3300円×2回、3400円を最後の1回に分割された仕事とすると、最後は、680円がシステム使用料として差し引かれ、3000円以下になるので、最後の仕事の報酬は振り込まれない)


クラウドワークス(http://crowdworks.jp)の場合は

楽天銀行税込み100円・他行税込み500円がかかるが、

システム使用料は、同様に、

報酬額の20万円を超える部分は、、報酬額の5%をシステム使用料として徴収、
報酬額の10万円超~20万円の部分は、、報酬額の10%をシステム使用料として徴収、
報酬額の0円超~10万円の部分は、、報酬額の20%をシステム使用料として徴収、

と同じであるが、
報酬の金額が1,000円以上になった時点で、出金できるようになる。

それでも、3000円よりは低くて良いが、全額の報酬が振り込まれるのではない。


シュフティの場合(http://www.shufti.jp/)、
報酬額は、ポイント制で、仕事を完了しても、そのポイントを換金するのに540円必要で、
300ポイント以上ないと換金できない。

さらに、「出来る」ワーカーであることを示すために、テストの受講にお金が必要。
ただし、いくつかのテストの最初の1回は無料で、
在宅ワークナレッジテスト・一般常識テストは1回1080円、
タイピングテストは1回540円で受検して、スキルがあることを示すと、受注率が高まるらしい。



さて、海外のクラウドソーシングのoDeskの場合(http://www.odesk.com/)、
システム使用料として徴収されるのは、報酬額の10%である。これだけで、分かり易い。
3000円に満たない報酬額でも、自分の口座に振り込まれる。
(海外からの振り込み手数料等は、もちろん差し引かれる)

他にも色々なクラウドシーソングのサイトがあるので、一概にどうだとは言えないが、
労働の対価として、システム使用料や振込手数料を差し引いた結果の全額が少額であっても、ちゃんと受け取りたいものである。

また、実際に自分の口座に報酬が振り込まれるまでには、2週間以上かかったりするので、待つしかないのである。












2014年12月3日水曜日

なんと、アベノミクスの恩恵は、ボーナスが2ケタ増の公務員にあった!

アベノミクスで、最大の恩恵を得たのは、実は、国家公務員だったのか?

この記事:
公務員ボーナス2ケタ増! 世界有数の赤字組織がアベノミクスの恩恵享受、おかしくないか

によれば、国家公務員のボーナスについて、

『12月10日に支給される年末ボーナスは前年に比べて11%以上の大幅増額になる。4月の消費税率引き上げと同時に、給与も8.4%増えており、まっ先にアベノミクスの恩恵を享受している。』
ということである。

全体の奉仕者であるはずの公務員が、人事院の勧告を受けて真っ先に恩恵を受ける。

民間並みに引き上げるようだが、果たして、民間並みの水準とは、どうやって人事院は決めているのだろう?
しかも、2ケタ増とは、本当に民間並みの上昇なのだろうか?

東日本大震災での復興や、福島原発での避難民等の支援も不十分なままで、
ここで2ケタ増のボーナスとは、呆れてしまう。



2014年12月2日火曜日

プロジェクトで見たシニアのシステムエンジニアの末路

あるプロジェクトで実際にあった(現在も同じことは、どこのプロジェクトでも発生しているはずと思う)ITエンジニア(システムエンジニア)の仕事について触れてみたい。
IT業界は、若者中心に思われがちであるが、そんな事は無い。

古いホストコンピューター時代のシステムエンジニアや、パソコンが世間に広まる前からコンピューターに接している方達の方が多いのである。
若者が多いのは、スマホゲームなど、比較的若いIT系の会社だと思うが、老舗の電機メーカーや情報系会社等では、シニアのエンジニアが現役で頑張っているのである。

ところが、そのシニアの熟練したシステムエンジニア達は、新しいプロジェクトに参加した場合、
そのスキルを発揮させてもらえない事が多い。
例えば、コーディングは、若いシステムエンジニアや海外のエンジニアに発注されることが多く、シニアは、その進捗管理や予算管理等、PM(プロジェクトマネージャー)的な、仕事を担うことが多い。
しかし、私が見たそのシニアエンジニアは、物品管理や外部のSW会社との契約等をしていた。
当然に、仕事の波があり、忙しいときもあれば、暇なときもある。
隣でプログラムのコーディングやテストで忙しい若者たちを横目に、時間を持て余している。
よく見ると、眠っていた。
毎朝、誰よりも朝早く出社して来ているのであるが、自分の仕事が完了して、やる事がなくても、帰宅できずに、ただただ、時々ネットを見ては座っていた。
昔は、シェル等もバンバン書いたらしいが、今は、購入物品の目録管理や、交渉相手会社の住所録管理等をしていた。

なんとも、もったいない人材の使い方である。

こんな仕事に甘んじている方も悪いと言いたいところであるが、それで給料が貰えるのだから仕方なしと感じているのだろう。
こんなシニアエンジニアを悪いと決めつけることはできない。
技術革新のスピードが速いだけに、習得した技術がすぐに廃れてしまうのだ。

ITエンジニアは、シニアになると不用品扱いされがちなのである。

ニュース記事を読むための会員登録に年収や性別や会社規模がなぜ要求されるのか?

ネット上でニュースを読む場合、多くは会員登録しないと一部のニュースしか閲覧できないようになっている。
そこで、各新聞やニュースサイトで会員登録をするのであるが、
記入するフォームに、年収や、会社員なら会社の従業員数、職種や性別や、既婚・未婚の別等が
入力するようになっている。

なぜ、ニュースを読みたいだけであるにもかかわらず、年収を入力しなければいけないのか?
その他の入力項目も、不要ではないだろうか?

もちろん、該当のニュースにアクセスしに来た読者が、どのような職業でしかも年収等が分かれば、その読者に応じて適したニュースやメールマガジンを送信するという理由も分からないではない。
しかし、メールマガジンも拒否しているのに、余計な情報を勝手に送られるのは心外である。
自分に適したニュースを送らなくて良いと意思表示しているのに、年収等の入力を強制されてしまう。
面倒くさいので、テキトウに年収や職業等を入力してしまう。


情報が漏えいすることでプライバシーを侵害され、年収や職業の入った名簿リストが業者に出回り、迷惑をこうむるのは、我々個人である。

ニュースを自分で選別して読むだけなのだから、
テキトウな情報で会員登録するくらいしか、個人情報を守るすべが、個人にはないのである。



2014年12月1日月曜日

シニアの力をもっと活用できる社会へ

アベノミクスでは、盛んに、女性の社会進出への積極的な支援を謳っている。

確かに、女性が望むなら、もっと障壁を低くすべきであると思う。
団塊の世代の労働者がどんどんと、退職し労働生産人口は減り続けているので、
人出不足がますます深刻化することは目に見えている。
少しでも働き手を増やすためにも、女性の労働力を活用する視点は良いと思う。

しかし、今のシニアは昔のシニアとは違い、年齢の割には若々しいし、IT機器も使えるし、元気な方が多い。男性のシニアでも女性のシニアでも、これからはこんなスマートシニアがますます増えてくる。
そんな中にあって、女性の社会進出だけを優遇する政策は不十分である。
男性のシニアが忘れ去られている。女性が起業する場合は支援金を出すが、
シニア男性が起業する場合には、支援金が出ない。

そもそも、そのシニアという年齢が60歳以上だったり、65歳以上だったりするのが気に入らない。

50代でサラリーマンを辞めた男性や、リストラされた50代男性には、起業する支援が無いか、あるいは不十分だったりする。

まだ働き盛りで、能力的にも十分に活用できる人材であるにもかかわらず、
活かせていないとすれば、大きな損失である。

起業家支援も、若者中心の起業家支援で、年齢制限があるものもあり、なぜ、それほど年齢というもので制限を付けたがるのか理解に苦しむ。

日本が起業立国して多数のチャレンジ精神あふれる起業を促したいのであれば、
年齢制限など撤廃し、ついでに、男女の性差別による制限も撤廃すれば良いのである。

長年会社に勤めておきながら、その会社からリストラされたり、または早期希望退職で会社を辞めたりしたエンジニアは、スキルを活かせているなら良いだろう。
しかし、そのスキルを活かして起業するようなシニアの方への支援の手を考えて欲しいと思うのである。

男性であろうが、女性であろうが、年齢で支援策を制限するのはおかしな話である。

2014年11月27日木曜日

もっと多く出来て欲しいフリーランス向きの保険

『フリーランスで働く人にとって朗報!?ライフネット生命がフリーランスで働く人向けに保険商品の販売を開始』(http://spotlight-media.jp/article/85948700000158464
という記事があったが、こうしたフリーランス向けの保険は、多様な働き方に合わせてもっと沢山増えて欲しいと思う。

フリーランスは、正社員オンリーではなく、派遣社員オンリーでもなく、インターネットを使い、ノマド的に仕事場所を変えたり、在宅で仕事をしている人達であるが、今回の保険は、クラウドワークスでしか提供されていない。申し込むにはクラウドワークスに登録されたフリーランスである必要がある。

さっそく、クラウドワークスのページからライフネット生命が提供する保険内容を見てみると、
定期死亡保険が、30歳男性の場合、月に1230円で、1000万円の保険に入れるようだ。

これはお得な感じである。

何しろ、今までは、フリーランスとなってネットを使って働いている人達を誰も守ってくれない現実が続いていたのであるから。労働基準法適用外の労働者なのである。

今回のライフネット生命のフリーランス向けの保険は、こうした現状への改善の第1歩として評価したいが、もっと沢山の保険会社が提供してほしいものだと思う。

2014年11月23日日曜日

労働者を守らない日本

いつも思うのだが、政府やお役所といったところは、労働者や個人よりも企業しかも大企業優先で物事が決められる傾向がある。

例えば、
(A)日立子会社、三菱東京銀行の偽装請負を告発した社員を強制解雇

(B)「銀座でバイト」が原因で「局アナ内定」を取り消された女子大生が日本テレビを訴えた
はひどい話だと思う。

(A)では、メガバンクの銀行のやっていた偽装請負を日立子会社の社員が告発したにもかかわらず、反対に、その社員を解雇したのであるから(結果的に)、これではITエンジニアの告発は報われない。

(B)も、なんともひどい話である。銀座でのバイトが何であれ、アナウンサーの仕事に悪影響を与えるものではないにも拘わらず、女子大生の内定を取り消すなどということをしている。
女子大生の人生を滅茶苦茶にした日本テレビはこれで良いのだろうか?

いったい日本の厚生労働省は何をやっているのだろうか?
労働者を保護する主張や見解を示したり企業を指導することはないのだろうか?

もしも、上記のことが米国での出来事なら、扱われ方が全く異なっているだろうにと思う。
日本では、なぜだかニュースに取り上げられることも少ない。

日本で裁判になっても、上記の件は、企業側が勝利することだろう。
せいぜい、雀の涙ほどの賠償金額で和解となるだけであろう。

ITの発達により、在宅で仕事ができる機会も増えてきた。しかし、そうした仕事(クラウドソーソング)は、そもそも雇用関係の契約とはならないので、最低賃金も無い。業務委託契約なので、
労働基準法の適用外であり(適用されない)、交通費や経費も保険もすべて自腹である。
しかも、中には勤務場所までの出勤を求める企業もあり(交通費支給無し)、
どこも労働者を保護してくれないのである。


2014年11月21日金曜日

今どきのJava SWT 64bit環境を使ってみる

久しぶりに、JavaのSWT環境を構築した。
導入してあるEclipseは、Androidアプリ開発用にも使用しているが、
GUIとしてJavaのSWTを使うことにした。
Swingでも良いが、SWTの方がやはりWindows風の見栄えで、パフォーマンスも良いからである。

Windows 7 Pro 64bitを使っているので、 SWTも64ビットで構築した。


1.EclipseのSWTのページ へ行き

ReleaseのStableのところの more... を選ぶと
2.Windows での64bit版のSWTもダウンロードできるページ

から、Windows (x86_64) (swt-4.4-win32-win32-x86_64.zip) を選んでダウンロードする。

次に、
3.Eclipseを起動し、
4.Eclipseのメニューから Importを選び、
5.Existing Projetcs into Workspace から Select Archive file で、
ダウンロードした swt-4.4-win32-win32-x86_64.zip を選び、
6.Projectsに、org.eclipse.swt が表示されていることを確認し、Finish。

7.SWTを使うJavaプロジェクトのProperties画面で、
8.Java Build Path から、Add ボタンを押して、Projectsタブ に、
org.eclipse.swt が表示されるようにしてから OKボタンを押す。

9.あとは、このJavaプロジェクトでサンプルのJava SWTプログラムを実行するだけである:
     確認のためのHello Worldプログラムである。

import org.eclipse.swt.widgets.*;

public class SWTHello {

public static void main (String [] args) {
    Display display = new Display ();
    Shell shell = new Shell(display);
    shell.setText("Hello World です");
    shell.open ();
    while (!shell.isDisposed ()) {
        if (!display.readAndDispatch ()) display.sleep ();
    }
    display.dispose ();
}
}
これで、どうしたという事ではないが、無料でプログラミング環境が構築できるので夢は広がるというものである。
しばらくプログラミングから遠ざかっていたので、こんなHelloWorldでも動くと何か嬉しい気がする。

2014年11月19日水曜日

各国のITエンジニアの年収比較

各国のITエンジニアの年収を比較してみました。

年収は、
Stack Overflow Careersサイト
に載っている各都市のCareer Salariesをクリックして得られる平均年収を整理しました。
 (1米ドル=117円、1ユーロ=146円,1豪ドル=101円,1ポンド=183円、1加ドル=103円で、円に換算)

ニューヨーク(アメリカ)の場合:
Web Application Developer, Software Developer, System Administrator
$107,732 (約1260万円) $94,440 (約1100万円) $93,868 (約1098万円)

バンクーバー(カナダ)の場合:
Web Application Developer, Software Developer, Product Manager
$70,591 (約727万円) $68,351 (約704万円) $110,095 (約1133万円)

ベルリン(ドイツ)の場合:
Software Engineer, Senior Software Developer, Mobile Applications Developer
€ 48,852 (約713万円) € 58,170 (約849万円) € 47,000 (約686万円)

シドニー(オーストラリア)の場合:
Software Developer, Senior Software Developer, Database Developer
$68,000 (約686万円) $87,500 (約883万円) $84,290 (約851万円)

アムステルダム(オランダ)の場合:
Mobile Applications Developer, Senior Software Engineer, Product Manager
€ 48,546 (約708万円) € 44,689 (約652万円) € 52,945 (約772万円)

ロンドン(イギリス)の場合:
System Administrator, Mobile Applications Developer, Product Manager
£42,000 (約768万円) £53,759 (約983万円) £51,275 (約938万円)

パリ(フランス)の場合:
Software Engineer, Senior Software Engineer, Product Manager
€ 40,112 (約585万円) € 50,483 (約737万円) € 58,276 (約850万円)

さすがにニューヨーク(アメリカ)は、ITエンジニアは高収入です。
日本の場合はどうでしょうか?

上記の Stack Overflow サイトは、障害発生やバグ情報等をネットで検索したことのある方なら一度は目にした事があるサイトだと思いますが、残念ながら雇用に紹介されている都市として日本の都市はありません。日本人の書き込みも見たことがありません。

つまり、日本はITの世界では、ITスキルを磨く上で適した国としてグローバルな認知は得られていないという状態です。外国人が、上記のような職種で日本にITを学びに来るには、給与の面からも魅力に乏しいということを示しています。

日本のITエンジニアの平均年収は、例えば、
ITエンジニアの平均年収(DODAから)

が参考になります。現実を直視しましょう。

※物価指数が考慮されていない等による正確性には欠けるかもしれませんが、海外で働けば、こんな年収が平均的なものであるということです。
生活し易さや、社会保障費や税金の話まで持ち出して、豊かさや満足度を議論しようとしているのではありませんので、あしからず。

個人タクシー開業は10年以上タクシー会社で運転手として働いた経験がないと開業できないという不思議

個人タクシー開業は、10年以上タクシー会社で運転手として働いた経験がないと開業できないという不思議


日本では、なぜ、こんな事に規制がかかっているのだろう?と思えることが非常に多い。

その1つが、個人タクシーの開業の条件である。
リストラされたサラリーマンや、定年退職後でも働きたい人達、定職に就けないが車の運転が好きな若者や長時間働くことが難しい女性等、少ない元手で個人タクシー開業という手もあるのではないかと思っていたが、個人タクシー開業の条件をネットで見て驚いた。

なんと、10年以上もタクシー会社で運転手として働いた実績がないと、個人タクシー開業はできないのである。上記のような希望を抱いていた人達は、まずタクシー会社で働いた実績を10年間積み上げないと、個人タクシーを開業できない仕組みなのである。
(※10年以上の職業としての運転手歴)

しかも年齢制限は65歳未満までである。

個人タクシーのテストは別にあるらしい。

確かに昔にタクシーの供給過剰とかのニュースがあった記憶がある。
しかし、本来は良いサービスをする業者が生き残っていくべき自由競争社会。
それを、10年以上も既存のタクシー会社で運転手として働いた経験がないと、開業させないと言ったことは、あまりに、既存のタクシー事業者に有利な条件ではないだろうか。

なぜ1年程度でもなく、10年なのか?
個人タクシー開業は予定事業内容審査やテスト実施くらいで事足りるのではないだろうか?

日本では新しいアイデアを活かしたビジネスを起こし難い国なのだ。

2014年11月18日火曜日

おススメのクラウドソーシングサイトはシュフティ(取り消し)。男性でも登録可能!

おススメのクラウドソーシングサイトはシュフティ(取り消し)

在宅で出来る仕事を探すためにクラウドソーシングサイトを色々と調べているが、
シュフティに出会った。
主婦だけなのかと思いきや、男性でも登録できるようである。
ここで、他のクラウドソーシングサイト(ランサーズやクラウドワークスやoDesk等)と比較して
お得なのが、なんとユーザー登録後にプロフィールを完成後にテストを受けると、
なんと2700円がもらえるらしい!
これは、ありがたい!
実際には、まだテストは受講していない。下調べをしてから受けたいと思っている。

シュフティは、ここ
シュフティ

訂正:シュフティでは、最初に2700円分のテストを受けられるだけであり、報酬として2700円がもらえるわけではありませんでした。ここに訂正します。
これによって、おススメと記載した事も取り消します。

2014年11月15日土曜日

マイクロソフトのVisual Studio Community 2013は個人開発者なら無償で利用可能

マイクロソフトからVisual Studio Community 2013というのが出た。

これは「Visual Studio Professional 2013」に相当する全機能を搭載し、ある条件の人達には無償で使えるもので、無償で使える人はどんな人達かと言うと、

個人開発者、学生、 オープンソース開発者、非営利団体、小規模な会社(保有PCが250台以下、年商100万ドル以下の企業なら、開発者5名まで)とのこと。

Visual Studioの無償版に「Express」エディションが存在していたが、
「for Web」、「for Windows」、「for Windows Desktop」のようにターゲット別に製品が分かれていたのが、Communityではすべてを統合した有償版のProfessional相当の機能となる。

Professionalと同等なので、例えば、C#を使って AndroidやiOSのアプリを開発できるツール「Xamarin」のアドイン「Xamarin for Visual Studio」は、従来のExpressでは使えないが、Communityでは利用可能になる。
CommunityとXamarinのアドインを使って、Visual StudioでもAndroidやiOS向けのアプリを無料で開発できるようになるらしい。

興味のある方は、以下のページから Visual Studio Community 2013についてとダウンロードページへ行ける:
Visual Studio Community 2013のページ

クラウドソーシングのoDeskで受注できる仕事の量を増やすには

クラウドソーシングのoDeskでは、最初は受注できる仕事の数が2つに制限されている。
せっかく応募できそうな良い案件の仕事を見つけても、この制限にひっかかると受注することが出来ない。

筆者自身も、2つだけだったが、1つ目の仕事で高評価のフィードバックをもらい、更に、 oDesk Readiness Test を受けて合格したことで、現在20個までになった。

1つ目の仕事で高評価を得るには、ただただまじめに仕事をこなしただけである。
疑問があればメールで問い合わせ、完了したら完了した旨のメールを英文でメールした、それぐらいのことである。
受けた仕事は、固定給での簡単なタスクとしての仕事であり、特にインタビューといった事も発生しなかった。 (oDeskの画面で「Accept Interview」のボタンを押して応募するが、メールで詳細な仕事内容を読んで仕事を受注する操作をするだけであり、簡単である)

 これだけだと、仕事の受注可能数が2のままなので、増やすためには、 oDesk Readiness Test を受けて合格する必要がある。
このテストは、オンライン上で受けるテストで、各問いに対して4~5個くらいの選択肢が表示されるので、 それから1つを選択して進めていく。
注意しないといけないのは、回答して次の問いに進んだら戻れないことである。 1問、確実に回答してから、次の問いに進む必要がある。 制限時間もあるが、全部回答するまでの時間や正答数から自分の順位やスコアが表示されるようである。
このoDesk Readiness Test は、その言葉通り、oDeskでの仕組みや仕事に関しての準備としての基本事項の確認テストであるので、 事前に、oDeskのHelpやoDesk Contractor Manual(PDF)を読んでおかないと、テストをパスするのは難しいだろう。

筆者も最初は不合格であった。英語を嫌がっていては何事も進まないので、時間をかけても良いのであるから、oDeskでのヘルプ等を読み それから oDesk Readiness Testを受ければ良い。
しかも、何度受けても良いので(何度不合格でも良い)、合格するまで頑張れば 受注できる仕事の数の制限を緩めることができる。

日本のクラウドソーシング(ランサーズやクラウドワークス)では、競争率が高く、応募しようとする際に、既にこんなにも多くの提案がなされているのかと、受注提案するにも気が引ける場合が少なくないが、海外でのクラウドソーシングで仕事を受注して稼ぐ方法も お勧めできるやり方だと思う。

2014年11月14日金曜日

青色LEDノーベル賞受賞者からの日本への熱いメッセージ

青色LEDノーベル賞受賞者からの日本への熱いメッセージ

 

 青色LEDでノーベル賞を受けた中村修二氏の「ごめん」を購入して読んでみた。
日本への本音での熱い思いが感じられる一冊だった。

なぜ「ごめん」なのか?読む前は、巨額の特許収入を得た後ろめたさのことか、あるいは米国に移住してしまったことなのかと思っていたが、そうではなく、中村氏の裁判により、これから先の未来の日本での裁判に研究者や技術者へ夢を与えることが出来ない結果を招いてしまったことにあった。
傍目からは、あんなに巨額の利益を得たのに、これからの研究者や技術者に夢を与えられないとは一体どういうこと?と思ってしまうが、実は、日亜化学が得た利益と比べれば、中村氏の発明対価は少な過ぎるものであり、しかも、中村氏は実質は裁判に負けることで、和解の落とし所を付けざるを得なかったことが、真実の追究や、発明の正当な対価を日本の裁判で明らかに出来ずに、悪い判例を残さざるを得なかったことに、「ごめん」と言っているのである。

しかも、裁判という争いに、最初に挑んできたのは、日亜化学側であり、中村氏は自分を守るためにも逆に自分も裁判を起こさざるを得なかったことや、日本の司法制度の悪い点等についても記載されている。

個人的にも感じてはいたが、日本の裁判はおかしい。この点を日本と米国で裁判を経験した当事者の立場から中村氏が解説してくれている。

多くの研究者やエンジニアに読んで欲しいと思う。


2014年11月13日木曜日

人工知能より振り込み手数料の無料化を望む

人工知能より振り込み手数料の無料化を望む


大手メガバンクで、米国IBM社製の 人工知能システム「ワトソン」を利用し、2015年に国内での顧客電話応対業務に活用するらしい。三井住友銀行とみずほ銀行である。

銀行業務の効率化や顧客サービス向上のためというらしいが、果たして、銀行の顧客が望んでいるのだろうか?

そんな事より、いつまで経っても、銀行の振り込み手数料が無料となっていない現実を改善して欲しい。
特に他行へ振り込む場合の手数料は高い。例えば、3万円以上を別の銀行へ振り込もうとすると、
吉野家の牛丼の値段より高いのである。
銀行窓口で振り込んでも、ATMで振り込んでも、インターネットで振り込んでも、高い手数料を支払わされている。
おかげで、振り込み手続きの回数を少なくする努力をしなければならない。
つまり、それだけお金の流通を妨げているのである。

人工知能によるサービス向上よりも、銀行が取り組むべき事は、振り込み手数料の無料化を成し遂げることではないだろうか。

2014年11月10日月曜日

フランチャイズの光と影

フランチャイズの光と影

早期定年退職した退職金でフランチャイズ店を開業して起業しようかと考えたことが何度もある。
アントレhttp://entrenet.jp/にも多数のフランチャイズの紹介等記事がある。

その中でも、特にコンビニ業界へは避けるべきだろうというのが個人的な意見である。
例えば、セブンイレブンは業界トップと言っても良いし、近所にあるセブンイレブンの店の品揃えも良い。
客としてセブンイレブンを利用するのはベストだが、オーナーとして自分の店でるセブンイレブンをフランチャイズ経営するのは、自殺行為だと思う。
なぜ、そう思うか、それは今までにもオーナーの苦労話や近所のセブンイレブンの状態等を見聞きしていたからである。
24時間営業で、休みなく、家族全員が店頭で仕事をしていた。せっかく教えても頻繁に辞めていくことで出入りの激しいアルバイト。人が育たないことで、結局、家族や休暇を犠牲にして営業を続けるしかないのである。しかも、稼いでもセブンイレブン本部へ何割かは送金しなければならない。
儲かるのは、フランチャイズの本部だけである。
こんなフランチャイズに多くの人が、もしも犠牲になっているのだとしたら、本当に哀しい限りである。
ネットでこんな記事が出ていたのを目にした:
本部に追い込みかけられ…セブン-イレブンオーナーの自殺者が続出!

現在も、まだ悲劇は続いているのである。

TV番組で、コンビニ業界の躍進や色々なサービスが宣伝され、良いサービスや品物が身近で手に入るようになって良かったと実感できることが、実は、こんなにもお店のオーナーやその家族を犠牲にして成り立っているのだとしたら、コンビニ店に対する見方が180度変わってしまうだろう。

新たな希望を抱いて起業する人達を食い物にするようなビジネスは止めて欲しいものだ。

2014年11月7日金曜日

多くの社員を客先常駐にするIT企業は無責任なピンハネ企業

多くの社員を客先常駐にするIT企業は無責任なピンハネ企業

ハローワークで情報産業系の求人を探すと、それなりに多くの企業が検索できる。
ほとんどが年齢制限を設けており、60歳付近まででの雇用である。
仕事の内容には、プログラム開発やシステム構築やスマホアプリ開発や運用保守等なんでもやれそうである。

しかし、仕事場所が最初から客先常駐、または1~3ヶ月の研修後に客先や取引先が職場となる求人が多い。

こうした会社は、IT系の仕事に応募してきた人材を、主に客先に派遣することによって収益を得ていると思う。悪く言えば、IT会社という皮をかぶった人材派遣業の会社ではなかろうか。
こういった会社が多い・・・。

派遣先(常駐先)の職場でOJTを通して仕事を学んでもらおうという姿勢は理解できるが、スキルのない若年の新入社員へもこうなのだろうか、それに多くは片道切符なのでは?

本来ならば、自分の会社で育てた人材を客先に派遣するのであれば、自分の会社で責任を持ってスキルを磨かせてから派遣し、その客先でのプロジェクトが一息ついたら、会社へ戻し、経験や学んだことをフィードバックしてもらい共有し、より多くの人材を育てるようなことをすべきである。

しかし、筆者の経験では、客先常駐となったITエンジニアは、たまに年末年始のイベント等に自分の会社から召集がかかるだけで、ほとんど自分の会社へ戻ることが無いのである。

自分の会社への帰属意識は無くなり、貢献しようとする気持ちは薄くなってしまう。
何か不満があっても、客先でのお客の言われるがままに動かざるを得ない立場になってしまう。
残業代を求めようにも、自分の会社の上司はあてにできず、しかも、月の上限額は決まっているため、サービス残業や休日返上しても支払われることは無い。自分の仕事を理解していない上司は、他に派遣できる人材を探していくつ契約したかで評価されるので、上司とは名ばかりで、相談等出来ないと言う。

いつから日本のIT産業は、こんな会社が多くなったのだろうか?
海外も同じなのだろうか?少なくともGoogleやAppleでは違うのではないのか?

いつまで経っても日本がIT産業でリーダーになれない理由の1つではないだろうか。

3Dプリントを学ぶ準備としてAutodesk 123Dをインストール

3Dプリントを学ぶ準備としてAutodesk 123Dをインストール 3Dプリンターを購入して、自宅でもの作りを始めたいと思っているが、 あまりCAD系の経験がないため、初心者向きで、なおかつ、日本語での解説書も併せて出版されている条件で探すと、 『 自宅ではじめるモノづくり超入門 ~ 3DプリンタとAutodesk 123D Designによる、新しい自宅製造業のはじめ方 ~ 』 というのがあったので、
 これに掲載されているAutodesk 123Dをダウンロードし、インストールしてみた。

個人的な使用であれば、無料で使えるようだ。

ダウンロードすべきものは 123D Design  で、
Autodesk 123D ダウンロードページ
から出来る。

他にも以下のようなソフトがダウンロードできる。
    123D Catch       Generate 3D models from photos
    123D Circuits    Design your next electronic project
    123D CNC Utility  Create files to drive CNC routers
    123D Creature     Create and 3D print fantastic creatures
    123D Design         Powerful 3D modeling for Mac and PC
    123D Make          Unique 3D models from 2D slices
    123D Sculpt        Tactile modeling for iPad
    Meshmixer          The ultimate tool for 3D mashups
    Tinkercad          Get started with 3D modeling
    The Sandbox     Check out our works-in-progress!

写真から3次元モデルを生成するものや(123D Catch )、クリーチャー(怪物)の作成に使えるモノ(123D Creature)なんかもある。


こちらにも解説がある。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/column/3dpnews/20140110_630338.html

3次元モデリングのために使用するので、
123D Design をダウンロードする。

Windows7 64bitなので、64bit板を選んでインストール。何の障害もなく、すんなりとインストールできた。
途中で Meshmixerという 3Dモデルのプリント用のソフトウエアのインストールも実施した。

具体的に購入しようとしている3Dプリンターがあるわけではないが、準備として3次元CADソフトに慣れておきたいといった希望からである。
まだ日本製の3Dプリンターが少ないが、これから多数出てくるのではないかと期待しているので、いつ出てきても対応できるように3次元CADに少しでも慣れておきたいのだ。


2014年11月4日火曜日

退職金を不動産投資に使うことを断念する

もう40~50冊ほどの不動産投資の本を読み、
少ない退職金を今後どのように運用していこうかと考えをめぐらせていた。
アパートやマンション経営といった大家としてのビジネスを始めようかと思っていたのである。

出来れば、近い場所で東京都内で良い物件があればと不動産会社へ連絡もし、ネットでも
楽待や健美家などの名の知れたサイトでも物件を探し続けていた。
利回りが12%以上のものに絞り、夫婦どうにか生活していけるだけの家賃収入があれば
年金生活まで持ちこたえればその後も生活していけるだろうという甘い考えであった。

利回り12%といっても、それは表面利回りであり、実際には空室が出たりするので、7~8%といった数値を見積もるべきである。しかも、現在は明らかにマンションやアパートは供給過剰で空室が増えていることから、満室経営に持っていくにはリフォームや宣伝費用等のコストがどうしてもかかってしまう。それに、固定資産税やローンの返済や管理会社への委託料といったランニングコストも問題である。

とてもではないが、アパート・マンション経営だけで生活していくのは、無理である。
家賃の滞納や裁判等が発生すれば、もっと大変になるので、管理会社に管理を委託するための費用もバカにならない。
不動産投資の書籍やサイトでは今が買い時だとか、サラリーマンでも大家になって大儲けみたいな話が載っているが、よ~く考えてみる必要がある。
 
 少子高齢化、空家や空室の増加、地方での人口減少と都会での人口集中・・・
いろいろ考えた結果、アパート・マンションを購入して大家として経営しても将来は無さそうだとの結論に至った。
ローンの返済のために働いて生きるのは馬鹿げている。
東京都内で良い物件があっても、とても手が出せないほど高額物件であり、私のような素人が手に入れられるならば、大手の不動産会社が購入しているはずである。

大切なお金であればこそ、自分自身の意思と責任において運用方法を決定すべきである。

2014年10月28日火曜日

第2の人生に向かう針路

長年勤めた会社を辞めて既に6ヶ月が経過した。
その間、収入はほとんどゼロが続いている。
家族を養わなければならない立場であるので、家族には迷惑をかけている。
先日は、かっぱ寿司へ行き、「今年最後の寿司かもね」などと、つぶやいたりした。
こんな生活から抜け出すべく、下記のように考えている;

1つめの案としては、「就職」である。
50を超えての再就職である。安定収入の可能性はあるが、また10年後または15年後には、
定年で勤め先を退職となる可能性が大である。そのとき、再び将来の生き方を考えなければならない。一番嫌なのは、結局、人に雇われ、長時間かけて通勤するサラリーマンから抜け出せないことである。
もしも突然に死んでしまった場合、これで自分の人生に悔いはないのだろうか、と考えてしまう。
もっと、自由に生きる道はないのだろうか。

2つめの案は、これは、消極的にほそぼそと生きる方法であるが、退職金を使ってアパート・マンション経営に乗り出すことである。贅沢をせずに、ひっそりと暮らせればそれでも良い。
しかし、利回りの良い物件が見つけに難いところが難点である。やっと見つけたと思っても、あまりに遠方であったり、価格が高過ぎたりしてとても手を出せない。銀行から融資を受けるにも担保出来るものが何も無い。アパートやマンション経営といった大家さんのような仕事で生活できれば良いが、空き室が埋まらなければ収入が途絶えてしまう。
しかも、現在はアパートやマンションが過剰供給されており、先日に空家が多過ぎるとしてニュースにあったほどである。
雀の涙ほどの退職金でアパートを購入できたとしても、貯金はゼロ近くになるので、生活していくことが出来ない。

3つ目は、その退職金を使って起業することである。これならば、自分の思う通りの人生を送ることが出来るかも知れない。しかし、定期収入を見込めるようになるまでどれくらいかかることか。
そもそも、何で起業するのかといった根本的なところも決まっていない。 未経験なことも全部乗り越えていく必要がある。協力してくれるパートナーや友人でもいたら心強いが、そんな人脈さえない。
会社で身に付けたITスキルなど、会社を辞め、個人レベルになった今では、錆付き、古臭いものになっている。

4つ目に考えたことは、これは、田舎暮らし生活である。いっそ、過疎に悩む地方へ移住し、お金を稼ぐにも難しいなら、ほとんど自給自足の生活で余生を過ごそうといった、隠遁生活である。
実際、世捨て人に近い生活になるかもしれない。田畑を耕し、窯で焼き物をつくり、時には書画を、時には山野を巡る、そんな生活が出来たらそれで良い。

サラリーマンの軌道から外れると、途端に生き難くなる日本である。
サラリーマンとは、なんと安楽な生き方だったかをしみじみ思う。

2014年10月27日月曜日

ヤフオクで落札したら使用料だけで3千円も取られるのはサラ金より高い手数料?

ヤフオクで落札したら使用料だけで3千円も取られるのはサラ金より高い手数料?

久しぶりに、ヤフオクで家電製品を落札したのだが、
落札価格と消費税と送料全部で、支払いは約6万1千円 となったので、
ヤフー簡単決済のクレジットカードで支払おうとしたら、
なんと、決済手数料だけで、3千円以上となった!

ヤフオクのシステム使用料は、落札総額の5.40%なので、これなのかと思うが、
3千円の手数料ってあまりに高くないだろうか?

例えば、
PROMISEでは、4.5%~17.8%
アコムでは(100万円未満)、4.7%~18%
モビットでは、4.8%~18.0%
である。
これらは年利である。

うまく計算できないので、

ネットで少し探してみると、古いが類似したような記事を見つけた。
Yahooペイメント(かんたん決済)は使うな!

なんと、ヤフー簡単決済(クレジットカード)は1万円を超えた場合には、
使うべきではなかったのである。
ヤフー簡単決済では、クレジットカード決済以外に、インターネットバンキングを選択することができるので、こちらを使うと300円くらいであった。
約10倍も手数料が違う結果になるので、ヤフオクを使う人は注意すべし。

しかし、システム使用料だけで、がっぽり落札者から吸い上げようとするのは、やめて欲しいものだ。

2014年10月26日日曜日

2014年10月23日木曜日

書籍「How Google Works 私たちの働き方とマネジメント」を購入した

書店に寄ったらGoogleの本が出ていたので購入してみた。 Googleの独特の採用ポリシーや働き方について、今までにも色々と聞いていたが、 少し読んでみようという気になった。 日本がなぜITでダメなのか、否、ITだけではない、なぜ急成長できないのか。 色々なヒントがあるような気がしたのだ・・・ パラパラと見たときには、グーグルの「採用のおきて」のページが目に飛び込んできたので 少し読んだのだ。日本では(頭の固い古いタイプの会社の人事)、まず不採用となる人達でないだろうか。 日本では、上司や先輩からの言いつけを、しっかり守る音無しい感じのまじめな人間が採用されやすいことはないだろうか。

2014年10月20日月曜日

ハローワークで職を探す

会社を辞めてから半年が過ぎたが、その間、ほとんど収入が無い。
退職金はあるが、銀行残高を確認するたびに、急速に減っていることに青ざめてしまう。

自分は無能な人間なのか・・・と、国家試験に落ちたせいもあり、暗い気分になる。
お金が無くても人は幸せになれるなんて言う人は、貧乏を経験したことのない人ではないだろうか。

銀行の貯金が少なくなるにつれ、幸せを感じられなくなりつつある自分がいる。

そんなことで、ハローワークへ行った。
それなりに多数の求人があるようだ。


毎日、満員の通勤電車やバスに揺られて出勤し、夜遅くまでサービス残業を強いられる社畜生活に戻るのは、なんとも嫌なのだが、生活するためには稼がなければならない。


いっそ、妻子を日本へ残し(半分財産を譲渡し)、海外へ移住しようかと思う今日この頃である・・・

国家試験は不合格

ある国家試験を受験したが、不合格という結果となった。

会社を辞めてから、セカンドライフ人生を開くために、この国家試験の合格を目指し独学勉強を続けてきた。
自分で言うのはおかしいが、かなり頑張って勉強したつもりであった。
しかし、結果は不合格。
今後の人生が絶たれた感じで、虚しいやら、泣きたいやらといった気持である。

しばらく立ち直れそうにない・・・とはいえ、ずっと稼ぎがないため、生活に余裕がない。

こういうときは、考える時間が無いほど別の事で忙しくした方が良い。

時間が癒してくれるからである。

発明したい人は海外へ行くべし、特許を高く買ってくれる海外へ売り込むべし

発明したい人は海外へ行くべし、特許を高く買ってくれる海外へ売り込むべし

産業界からの強い要請で、サラリーマンの発明は会社に帰属するように法改正が進められているらしい。発明者にはある程度の報奨金で報いるらしい。

いつも思うのだが、産業界からの要請だからといって政府や役人は、なぜ簡単に改正するのだろうか?つまり、なぜ当事者であるはずのサラリーマンの代表が参加しないような場で、勝手に役人と産業界の2者だけで決めてしまうのか?
決めるならば、産業界、サラリーマン代表者達、政府 といった3者で話し合ってきめるのが公平ではないだろうか?
サラリーマン不在の政策が、いつも通りまかり通っている。
国民不在の議論や、消費者抜きの議論、・・・これで民主主義といえるのだろうかとさえ思えてくる。

サラリーマンは意見を持たないから、勝手な法律を作っても文句は言わないと思っているようである。

ならば、発明のネタがある場合は海外へ行って花を開かせよう。
日本で発明を完成させずに、海外で完成させ、特許収入を得た方が良いだろう。

こう考えるのは無理もない。

報奨金の額は各会社で決めると思われるが、発明と言うのは価値を測るのが難しいので、企業の中でも妥当な金額を算定するのが難しい。そもそも、今までにないものが発明であり、金銭的価値は予測できなったりするので、評価するのは難しいのだ。
結局、報奨金の額は、例えば最大1000万円までにして、発明のケースバイケースで決めるといった方式に落ち着いてしまう。

こうなると、従来の常識を覆すような発明は評価され難いので、低い額の報奨金になる。
これぞと思った発明は、その額より高い特許料で買い取ってくれる海外企業に売った方が良いのかもしれない。



2014年10月11日土曜日

なんかずれてる女性の社会進出に思う

最近、TVニュースや新聞では女性の社会進出の話題が多い。
これは良いことだと思うし、もっと社会進出して欲しいと思う。

しかし、そうかといって、企業に女性管理職の割合を数値目標として挙げさせる、または政府が目標値のガイドラインを出すと言ったことは、いかがなものだろうか?
女性であるというだけで、同じ能力の男性がいても、女性の方が管理職になるという。

もちろん、その女性が管理職になりたいという意思を持っているなら、良いと思うし、
これは、男性でも意思を持っているかどうかで決めれば良いと思うが、
女性と言うだけでそんな特権を与えて良いものだろうか。

まさに、性差別である。しかも、政府が性差別を後押し。

女性の社会進出を目指すなら、男女での賃金格差撤廃を企業に課すことが先決ではないだろうか。他にも、男女平等を目指してすべきことは山ほどあるだろう。

管理職になるかどうかは男女に関わらず本人の意思があるかどうかである。
もしも、能力の無い女性が管理職になったときの現場の戸惑いや混乱を想定できないのだろうか?
欧米がこうだから日本もこうでなければいけないと言った発想は、ここでもずっと続いている。

残念なことに、日本では働きたくないという女性も多い。
早く結婚して子供を産んで専業主婦として生活していきたいといった女性達だ。
家事もあり育児も大変で内助の功として夫を支える立場も分かる。
職場復帰したければ復帰できるような制度や仕組みを整えるのが政府のやるべきことである。

職場での女性にも特に出世したいと希望する女性はそれほど多くはいない。
組織で生きていれば、それなりの責任分担が発生してくるので管理職にはなりたくないと言う。


管理職になれば、通常、帰宅時間も遅くなるし、あるときには部下を叱責したり、お客様にはお詫びする場面が出てくるかもしれない。
部下やお客様から嫌われたりすることも覚悟し、組織を引っ張っていくことが必要なのだ。
つまり、これまで男性が負ってきた苦労を、女性も同じように負うことになるわけである。
管理職の数に女性を増やしても、立場に沿った責任を負わないなら、現場が困るだけである。

男性は、小さいころから、泣くなとか感情を抑えて表に出さないように躾けられた。
女性は、逆に、泣いても笑っても、感情表現豊かに表に出しても良いように躾けられてきた。
あるときには感情を抑え、あるときには感情豊かに、場面に沿って自己をコントロールできる管理職が、男女に関わらず増えて欲しいと思う。



2014年10月1日水曜日

忍び寄る技術立国崩壊の影

世間ではアベノミクス効果とやらで、賃金が上昇した会社もあると聞く。
景気は上昇しているらしい・・・

しかし、本当にそうなのだろうか?

ソニーでは、スマホ事業のリストラで約1000人程度の人員削減を予定。

東芝では、赤字が続くパソコン事業を立て直しで国内外の従業員を900人の人員削減を発表。

パイオニアがまた人員削減、今度は2200人の人員削減。


ルネサス エレクトロニクスは早期退職優遇制度への想定800人を下回る応募数361人。

他にも、パナソニックやリコーやシャープ等も少し前までは人員削減の話が言われていた。

海外が主だが、

Microsoftが過去最大となる1万8000人の削減を発表し、

IBMは、米国で人員削減開始とのニュースも半年ほど前には出ている。

今やグローバルな世の中なので、海外での人員削減は日本にも影響を与える。

企業は新陳代謝を繰り返しているので、人員削減はいつでも発生しているので気にする必要はないという人もいるに違いない。

多くの技術者が職を失い、将来に不安を持ったままで生きている現実・・・。
 TV番組では、日本の技術は素晴らしいと賛美する番組が目白押しである。

かつて日本は経済大国とか言われていた時代があった。しかし、今や、借金大国である。
とても経済大国とは言えない。

では技術大国か?ならば技術大国を支える技術者達は尊敬されているか?

そんなことはない。
素晴らしい技術であるならば、なぜ技術者達がそれで豊かになれていないのか?

 現実では、技術で素晴らしいものがあっても、ビジネスでは他国に負けてしまう。

日本では、清貧でお金とは無縁に一生を捧げて打ち込むような人物像を技術者に期待するのだ。

人員削減された技術者達は部品のように捨てられていくだけなのだろうか。

人材を無駄にし、自画自賛を繰り返しているうちに技術立国でなくなる影は忍び寄っている。

2014年9月30日火曜日

クラウドソーシングのランサーズで仕事を受注してみた

クラウドソーシングのランサーズで仕事を受注してみた

ものは試しと、oDeskでの仕事の完了後に、日本でのクラウドソーシングとしてランサーズで
仕事を受注してみた。
さすがに日本語なので読み易い。受注するとプロジェクト計画等の画面も表示されるようになり分かりやすい。
つくりとしてはランサーズの方が後発のせいか良く出来ている印象を持った。

oDeskではスキルを測るテストを受けないと受注できる仕事の数が少ないままになってしまう。
翻訳家(Translator)で登録したとすると英語のオンラインテストを受けて終了と同時にスコアが出た。30分くらいはかかっただろうか、英語の日本語文の正しい訳文を選ぶのだが、1問づつ時間制限があるのでゆっくりとはやっていられない。こういったテストが様々な分野で用意され、仕事をする人のスキルを共通に測っているのは好感が持てた。

ランサーズではこのようなスキルテストがあるのか、まだ不明だが、あっても良いものだと思う。

家に居ながら仕事が出来るのは大変にありがたい。もちろん、仕事の報酬が低いのでサラリーマンやアルバイト程には稼げないが、いくつもこなせるようになれば、生活費を稼げる可能性が無いわけではない。
ワーキングプアになる可能性は高いが、今の無収入生活を続けるよりは可能性があるだろう。

2014年9月29日月曜日

NHKスペシャル 老後破産はもう広まっている

NHKスペシャル 老後破産を見た。

小さな袋に入った1円玉(100枚くらいか)が全財産の現金だと言う。電気も止められ、毎日ひやむぎを食べている生活・・・
かつては飲食店経営までしていたという。

誰がそんな老後を予想しただろう・・・

死ねるものなら早く死にたいと願う老人。

農村で貧しいながらも先祖から受け継いだ田んぼを守るため生活保護を受けない老婆。
預金通帳にはもう40万円弱しかない・・・

TVを見ながら哀しくなってきた、
長く生きているご老人達が、こんなにも貧しい生活を強いられ、
そして死を待ち望んでいる姿に・・・

特別養護老人ホームで贅沢に過ごせる老人たちもあれば、こんなにも独り貧しい老人たちもいるのだ・・・なんたる格差なのだろう。

老後破産は確実に広がっている。

 

2014年9月27日土曜日

oDeskからPayPal経由での銀行口座振込みを確認!

自分の銀行口座の入出金履歴を確認してみた。
おおっ!ちゃんと入金されている!
これは感動する。
たった2500円少しになっているが(PayPalでの手数料で約300円くらい引かれている)、
日本の自分の口座にoDeskから入金できたことを確認できたのは嬉しい。
PayPalがダメな場合を想定して Skrill も可能なようにしておいたが、一応PayPalでいけそうである。

海外のクラウドソーシングサイトの1つであるoDeskで仕事を完了してから入金確認まで約3週間を要した。まあ、こんなものなのかもしれない。
現在、収入がまったく無い身分としては、こんな2500円でも本当にありがたい。
自分で稼いだという実感は大いに湧くが、額がやはり少ないので、たくさんの仕事を受注しないと、とてもではないが生活はできない。
1日8時間くらいやったとしても、サラリーマンほどには稼げない。
クラウドシーシングの仕事内容にも拠るが、生活していけるだけの金額を稼ぐには、1日8時間労働などとも言ってられない。
労働組合もなければ、残業代も何も無い。すべての経費は自分持ちであり、病気にでもなって成果物を提出できなかったら稼ぎはゼロである。
ワーキングプアという言葉が身近に感じられるようになってきた・・・

2014年9月23日火曜日

クラウドソーシングのoDeskで仕事を受注してやってみた

クラウドソーシングのoDeskで仕事を受注してやってみた

在宅で仕事をして生活費を稼げればそれはそれでとっても良いことなので、
海外のクラウドシーシングサイトとして有名なoDesk(oDeskのサイト) で仕事を受注してみた。

はじめてのクラウドソーシングでの仕事なので、まずは簡単なものを受注。
気に入った仕事を見つけてインタビューの申し込みボタンを押して申し込んだ。
自分のプロフィールに色々と登録したのだが、英語-日本語の翻訳者としておいたので
翻訳程度の簡単なタスク形式の仕事を選んだ。
固定報酬だったは$28くらい。
正味約2時間くらいで終えられる程度の分量だったが、まずはやってみることが大切と思い処理を進めた。
自分のパソコンに、Skypeを自分のPCに導入し、oDeskの時間管理用のアプリケーションも導入した。しかし、これらは全く使用しなかった。
Skypeでインタビューされるのかと思っていたが、そんなことはなく、申し込んだら、作業の指示書が
送られてきたので(もちろん、やりとりは全部英語です)、内容を理解し、やれそうか確認し、契約を結ぶ処理をした。作業はすんなり終わり、結果も提出。
ただ、終わってから入金の処理がしていないのに気付いた。oDeskで銀行の指定といった入金先の登録をしていなかったことに気づき、急いで既に持っていたPayPalのアカウントに入金できるように設定した。
しかし、ここで問題が発生した。PayPalのアカウントがずっと使用しておらず、本人確認手続きが必要だったにもかかわらず、ずっとしていなかったため、PayPalアカウントが停止の状態であった。
本人確認のためには免許証写真を送ったが、住所が違うということでPayPalのサービスから修正を求められた。PayPalには英語の住所表記で登録していたのだが、運転免許証では日本語の漢字が使用されていて異なるのでダメらしかった。腹立たしさを抑え、それではと思いパスポートの写真をPayPalのサービスへ送ったところ、こんどは機械読み込みのためのバーの印刷が送った写真上では途切れており認識できないとのことだった。住所は英語表記なのに・・・。
面倒くさいので、PayPalで登録している住所を日本語に設定した。これで運転免許証の住所と、PayPalでの登録住所が同じになり、oDeskからの入金を受け取れることになった。

oDeskでは仕事が終わってもすぐには入金されない。
入金スケジュールを確認し、設定をweeklyに変更した。
しばらく日数が経過したのち、報酬を受け取れるメッセージが届いたので、受け取り処理(PayPalへの出金)。

PayPalサイトへログインし、入金を確認。
おー確かに入金されてる!こんな嬉しいことはない。たかが$28、されど$28。
(日本円で2800円くらい)

しかし、このままでは使いにくいので、自分の銀行口座へ振り込み処理を行った。
日本の銀行(メガバンク)への振り込みは、なんと約1週間かかるというメールが届いた。


なぜ、そんなにも時間がかかるのか不明だが、待つしかないのである。

oDeskは使えそうである。


2014年9月11日木曜日

つらい日々が続く・・・

今は無収入のため、稼ぎがまったく無い。
しかし、どうにか暮らしている。
アベノミクスとやらで、世間は少しは景気が上向いてきたのか、給与アップや雇用改善のニュースが耳に届く・・・しかし、無職の身には関係ない。

稼ぎたいし、稼がなければいけないのであるが・・・

いっそ、このまま自分の命がなくなれば(事故等で)、妻に保険金が入るだろうし、その方が感謝されるのかもしれない。
自分ではメンタル面がやられているとは思っていなかったが、長いITエンジニアでの社畜としての生き方を続けた後遺症からなのか、精神的に働こうとする意欲が湧かない人間になってしまったのかもしれない。
TV番組やネットでいろんな情報に接すると、世の中には殆ど働かずに非常に儲けている者もあれば、働いても働いても貧乏暮らしといったワーキングプアの者もいる。誰が人間は平等などと嘘を言ったのか?不平等もはなはだしい。

ちょっとした不満や怒りを家族にぶつけてはいけないのであるが、余裕が無いのか口論になりがちな自分が、自分に嫌になり、辛い。

2014年8月20日水曜日

日本は、仕事にやりがいを感じている人が、世界最低

 日本は、仕事にやりがいを感じている人が、世界最低


下記のURLの記事から抜粋:

日本では、「現職にやりがいを感じているか」という設問に「同意する」と答えた人の割合は77%で、今回の調査の対象国・地域の中では最も低かった。また、「同意しない」と答えた人は10%で、最も割合が高かった。
 「同意する」と回答した人の割合が高かった国・地域は、インド95%▽マレーシア94%▽ドイツ93%▽インドネシア92%など。米国は91%で9位、中国は88%で17位だった。

http://mainichi.jp/select/news/20140819k0000e040147000c.html


日本では、サラリーマンとして、すり減らした人生を歩むのが常識とされるので、
やりがいを感じて働いている人は少ないと思っていたが、最下位とは思わなかった・・・。

日本は社畜社会で、個人のやりがいより、会社へ人生を捧げる生き方が良いとされているので、 やりがいは低いと思う。
生きがいや、仕事のやりがいを感じる人がもっと増えるような国になるべきだと思う。



起業するなら合同会社がベストな選択肢である

実は、起業しようとして法人名や会社定款などを作成していた。

当初は株式会社にしようと思っていたが、合同会社(LLC)が最良の選択だとの気がしてきた。

個人事業主は無限責任であるので、何か他へ損害賠償等があった場合、個人の財産を費やしてまで責任を負ってしまう(無限責任)。
これに対して、株式会社や合同会社は有限責任なので、個人にまで責任が及ぶことは無い。

さらに、株式会社と合同会社では設立にかかる費用と時間を見ると、合同会社の方が安い(少なくて済む)。合同会社は昔の会社法でいうと有限会社にあたる。
合同会社の場合は、経営に参加する社員(出資する)が全員、業務執行や代表となり得る。
従業員を雇うのも、株式会社で雇うのと同じである。正社員や派遣社員やアルバイトももちろん可能である。
合同会社でのデメリットは、知名度が日本では低い点くらいか。
合同会社から株式会社になることも可能なので、早く、安く、簡単に会社を設立するには
合同会社(LLC)がベストだと言える。

シニアでの起業は、合同会社で始めるのがおススメである。

Googleアドセンスアカウントが停止にされた・・・申し立ても却下・・・

Googleのアドセンスアカウントが停止されてしまった。

自分のサイトのアドセンス広告を少しクリックしてしまったのが原因だと思われる。
申し立てもしたがアドセンスアカウントを再度有効にはしてもらえなかった・・・

アフィリエイトで広告を出していたが、これでアドセンス広告がなくなってしまった。
アフィリエイト収入は、いまだ0円だが、Googleからの収入の道は絶たれてしまった・・・

それと同時に、Googleへ依存することの危険性を感じた。

アドセンスアカウントの停止は一方的なもので、詳細な説明もない。
申し立ても効果なし。

手前勝手だが、Googleが少し嫌いになってきた・・・

2014年7月26日土曜日

ゆるい働き方

月曜日~金曜日まで朝から晩まで働き、土日はお休み。
こんな当たり前とも言える週休2日制だけが本当に良いのだろうか?

朝晩の通勤電車でくたくたになり、会社でも成果をあげるべく必死に仕事をする。
他人などにかまっていられず、上司や会社の決めた目標やノルマを達成するために
ひたすら頑張る。帰宅すれば、残った仕事や次の日の準備等で家族と過ごす時間など僅かなもの。

こんな消耗した人生だけでなく、もっと自分なりに充実した人生を送ることができないものだろうか?
週休3日でも、週休4日でも良いし、複数の職業を掛け持ちしたって良いし、
家族のために多くの時間を使っても良い・・・こんな働き方は、ゆるい働き方と言われるようだが
多様な働き方があって良いと思う。

異業種交流会に参加してみた

異業種交流会に参加してみた。

何かしら起業したいと考えていたが、初めて交流会(異業種交流会)に
参加してみた。

参加費を支払い、都内のある会場で受付を済ませて参加。

はじめに参加者のリストと簡単に名前と仕事が書かれた紙が渡され、
開始時間になり、名刺交換が始まった。

全員で約50名程のようで、テーブルの上にはソフトドリンクと紙コップが置いてあった。

立食パーティー風でそれなりに美味しいものが食べられるのではないかと
思っていたが、ペットボトルの水とジュースといったたぐいのものだけだった。

一瞬、これなら自分でも交流会を開催できそう・・・といった思考が廻った。

それはさておき、なんとか熱心に挨拶をして回った。
自分の話を熱く語る人や、日本語があまり流暢ではない中国人もいた。
しかし、人脈を造るには良いかもしれない。

税理士、保険業務関係、どこかの会社社長やビジネスマン・・・色々な人とこんな短時間で知り合いになれた。

このつながりを、今後どう活かせるかが大事であるが、数人の方と後日再開の約束をして
閉会となった。

もっと前から参加していれば自分の人脈ももっと広がっていたはずと思う。

何かしらビジネスや今後の仕事の方向に迷っている方は、
ダメでもともとといった軽い気持ちで、こうした異業種交流会に参加してみることをお勧めしたい。

2014年7月20日日曜日

長生きが幸福だと言えるのか?

自分の一生が100歳までだと仮定すると、
私は既にその半分を生きてきたことになる。
人並みに仕事を通じ、色々な経験をしてきたと思っている。
それほど後悔していることも無いし、
どうしても残りの50年近くまで生き続けたいといった願望は無い。
むしろ、もう死んでしまっても良いとさえ思う。
ときどき、自分が死ねば(不慮の事故等で)生命保険での保険金を
家族に残してあげられるので、そっちの方が、長生きなんてするより
ずっと良いと思うときがある。
生きることは苦しい・・・
昔、TV番組である老人が死に場所を探すために各地を廻っている話をきいたことがあるが、
そんな気持ちが少しは理解できるようになってきた。
自分の思うままに自分の尊厳を保ったままで自分らしく最期を遂げたいのである。

年齢を重ねれば重ねるほど知り合いも少なくなり、身体も不自由になり、ますます孤独に陥っていく・・・
老人ホームで日々美味しい食事をいただき、歌や踊りをしたり折り紙をしたり時々散歩したり・・・身体が自由なら良いが寝たきりだったりしたら・・・

果たして長生きを続けることは幸福なことなのだろうか?

Quality of Life

やはり、生きているときの品質、充実度が大事だと思う。

このまま死んだら、社畜としてのサラリーマン人生、会社の歯車としてだけ生きた人生しか残らなくなってしまう。
サラリーマン時代は、世の中の常識を疑わず、世論に流されてきたかもしれない。
しかし、実際には世の中の不合理なことや、世の中の常識が誤っているのではないかと思えることがだんだんと多くなってきた。
これは、比較的時間的に余裕が出て書籍を読んだり、街に出て見聞きし、自分で少しは考えるようになってきたおかげであると思う。

自分のやりたい事をやり、食べたいものを食べ、自分の基準に合った生き方をして死んでいく。
これで良いのだ。思い残すことはない。

ただ長く生きるより、短くてもいろんな風景のあった人生の方が幸福だと私は思うのである。




2014年7月15日火曜日

多くの不良化したシニアに心を痛めるこの頃

子供の頃、大人はみんな立派な人間だと思っていた。
親や近所の老人に限らず、年齢が上の先輩を尊敬する気持ちが多少なりともあった。 
ところが最近はシニアや年配の方々の横暴な振る舞い等に遭遇する。
グレて不良にでもなったのだろうか。 

ある老人会の一行がお寺に見学が来て、お坊さんがお経を唱えるところを 見学することになった。老人会の20人ほどの方々はお互いに仲が良いのだろう、 終始大声で会話を続けている。
 「あれが護摩か?」「おらは良くは知らんな」「昔、みたぞ」・・・等。
あまりに長く続くので、一緒に見学に来ていた若者が「静かにしてもらえませんか」と小声で伝える。
 老人たちは聞こえないのか会話を続けている。
 若者がさらに大きな声で「静かにしてください」と言う。
老人会の方は知らんぷりである。会話がまた始まる・・・。
せっかくの見学会が台無しになった。

 本日、ある駅ビルで、ペットボトルのお茶を持った老人と、警備員らしき若者が何やらもめている場面に出会った。
どうもペットボトルのお茶の代金を、その老人が支払わずに店を出たらしい。
老人は耳が遠いことを盛んにアピールしている。
警備員が何度も大きな声で説明しているが、老人には正しく伝わっていない素ぶり。
警備員が腕をつかもうとすると、老人が激しく抵抗する。
警備員が店に行って確認させようとするが、老人は聞こえない素ぶり。
警備員がどこかに連絡しているうちに、老人は近くのパン屋に入り、
別の出口から出ようとしている・・・
通りがかりの数名の通行人が立ち止まって成り行きを見つめている。
本当に、老人は耳が聞こえないのだろうか?
ペットボトルのお茶くらいで・・・という気もするが、このご老人はなぜこんなことを?
お金を持っていないのか? 

今まで長い人生を生きてきた先輩が、こんなにも不良化してる場面に遭遇すると心が痛むのである。

2014年7月14日月曜日

業務委託契約という名の搾取

フリーで働くことになると、従来の雇用契約とは違った働き方となる。

表面上、自由な時間に自由な場所で作業を行い、
成果(結果)だけを出せば良いように考えられがちであるが、
働く側にとっての落とし穴がある。

 業務委託契約という名前の契約である。
 正直なところ、筆者もそれほど詳しくなく、業務が委託されたような、
上記のような考えの契約だと思っていた。

 しかしながら、実際には、 なんと、労働基準法の適用外。
つまり、働くにもかかわらず、たとえば最低賃金も保証されないのである。

 労災の認定・適用もないし、会社の提供する休暇もないのだ。交通費も支給されない。
そもそも労働基準法の適用されない労働って何? 
最低賃金ももらえない労働って何(アルバイトより悪い)?と思ってしまう。
 
フリーで働くようになると、働く側が知らないことをいいことに、
会社側での経費を削減するために、こんな業務委託契約という 形態がはびこっているようである。
業務委託契約には、会社側からの指揮命令はないはずなのだが、実際には、社員と同じように、 出退勤管理(朝9時までの出勤義務など)や休暇申請管理(休暇取得のため、許可を申請)が課せられたりする。

成果が求められるが、成果がないうちは、働いていても、賃金はゼロである。

こんなにも会社側に都合の良い契約形態が許されている業務委託契約は、
ホワイトカラーエグゼンプションで働き方の自由度を広げる動きに伴い、
フリーランスの働き手にどんどんと忍び寄っている。

 

2014年7月11日金曜日

55歳に満たないシニアはシニア支援を受けられない?起業し難いシニア

日本政策金融公庫に足を運んだ。
もちろん、起業するための資金の融資を受けるためである。

詳細までは決定していないが、起業するには、やはり何かと資金が必要になる。
そこで日本政策金融公庫に行って少し話を聞いて来ようと思ったわけである。
 日本政策金融公庫のホームページにもそれなりに説明はあるが、
パンフレットをもらって来ようと思った次第である(PDFのチラシをダウンロードしても良いが、紙の印刷物も欲しい)。

シニア起業家支援は55歳以上からになっている。
まだ55歳に満たない私はシニア起業支援を受けることが出来ない。
 誰がシニアを55歳以上と決めたのか?

役所の役人か?50歳以上でも良いし、40歳以上でも良いではないか。
そもそも年齢制限を設けようという発想が気に入らない。
 早期定年退職した会社員、リストラされた会社員、長年勤めた会社を 辞めた会社員なら、再出発支援のため、 シニア起業家支援を受けられるようにしても良いのではないだろうか?

 私は不動産投資、つまりアパート・マンション賃貸事業を、生活の糧にするために開始したいという意向を 窓口の担当に伝えたのだが、その場合、新規開業資金での融資となる。
あらかじめ物件を特定し、事業計画等を提出して審査させてもらうという流れになるらしい。
実際にシニアだと思うが、55歳に達していないシニアなので、公的にはシニアとは認定されない。 他の支援制度もシニアと謳っている制度は、シニアとは55歳以上を意味しているのだろうか?
シニアとして認定されないシニアは支援が受けにくい状況がある。
一方で、女性支援資金は存在し、年齢は無関係。
なぜ年齢や性別で差別があるのか、理解できない。

 

2014年7月10日木曜日

不動産投資で日本の不透明な不動産業界の体質に思う

なんとか稼がねばならないと思い、不動産投資を考えてみた。マンションの一室やアパートを購入して、賃貸に出し、その家賃収入で稼ぐというものである。特に、この先の年金の不安がある状況では、年金を補える財政的基盤が必要となるため、不動産投資を考えるシニアの方が多いと聞く。

試しに、いくつかの不動産投資会社のホームページを見てみた。
なんと、会員にならないと物件の概要は表示されないようになっている。

それでは、会員登録して物件を検索してみる。数多くの物件が表示される。
中には、重複して表示される物件もある(同じ物件であるのに取り扱い業者が多数いる)。

しかし、これが全てではないという。不動産業者が物件情報を秘密にしており、その業者を訪問したお客にしか開示しないという。

なんという不透明さ、不便さ・・・。

これでは消費者(物件を買おうとする者や、借りようとする者)が苦労するわけである。
不動産業者は、右から左へ、物件を流しているだけである(公の書類作成や手続きはある)。

しかも、買主または借主は、2重に手数料を支払わされる現実がある。
家主への礼金と、媒介した不動産業者への仲介手数料である。
この家主への礼金は、実際のところ、不動産業者に渡るのが通常である。
つまり、家主、不動産業者A、不動産業者B、買主(借主) の4者の登場人物がおり、
不動産業者Aと不動産業者Bが同じ業者の場合は、不動産業者Aは家主からの礼金(買主や借主が支払う礼金)と、仲介手数料の2つを受け取るのである。業界では両手取引という。

家主に支払った礼金は、実際は不動産業者へ渡るのである。日本独自の慣行らしい。

日本の常識は、世界の非常識といった例か。そういえば敷金もいつも不満に思う。

私の場合、以前に住んでいたアパートを引き払うときに、掃除をして綺麗にしてから退去したのだ
が、その退去の日に、大家さんが現れ敷金から減額された金額の明細を持ってきた。部屋の中を見る前に、その明細書ができていたのである。フローリング代や畳代や掃除代やガラス交換代等。なぜ部屋を見てチェックすること無しに、明細が作成できるのだろう?しかも、ガラスに貼られていたステンドグラス風のシールは私が貼ったものではなく、元々貼られていたものである。

明細が出たのは良い方で、通常は家主のいいなりで、敷金が全額戻ってきたことはほとんど無い。
そもそも敷金とは家賃の滞納に関しての補償のためであり、回復費用ではないはずである。

日本の不動産業界は変わるべきと思う:
(a)物件情報をネットで利用できるようにすべし
  (不動産業者が秘密にできるのは一定期間とし、それ以上の期間が過ぎても公開しない不動産業者は、家主(オーナー)と借主(買主)の利益を損ねているのであるから、罰則を与えるべき)

(b)不動産業者はサービス業と自覚して、あの横柄な態度は謹んで欲しい
  脅しをかけたり、しつこい営業はやめて欲しい。口のきき方も丁寧な会話を心掛けてほしい。

(c)不動産業界での慣行がグローバルなものになって欲しい
  日本独自の不公正な慣行は止めるべきである。

いつも思うのだが、駅前の一等地には必ず不動産屋や不動産ビルがある。
儲かる商売なのだろうとつくづく思う。




2014年7月8日火曜日

残業代ゼロ法案について

残業代ゼロ法案について

年収1000万円以上の高度専門職となっているが、

まずは、公務員、で実施すべきでは?。

公務員は公務員試験で受かり、専門的にも高度な知識を持っており、なおかつ、公僕として模範を示し、ホワイトカラーでの試験運用的に実施し、改善点を洗い出し、それから一般職業に広めるのが筋ではないだろうか。

日本の働き方は作業効率が悪いといった見方がある。私個人が実際に体験したのは、以下のような無駄なことがある;

(a)ダラダラ会議
  会議の目的や結論がはっきりせず、時間ばかり費やして会議終了予定時間まで過ごす

(b)無駄な印刷資料作成
  会議ではパソコンを使わずに、紙ベースで資料の配布となるため会議の人数分印刷。プリンターが使用中であると長い行列ができる。

(c)残業を前提にした会議
  会議が就業時間終了に近くなってくると、出席者の中から、残りは夕食を食べてからにしましょう、といった発言が出てくる。こちらは1分1秒でも早く結論を持ち帰りたいのに、結局、長時間の会議を強制させられる

(d)残業を促進させるノー残業デー
  なぜか、ノー残業デーで、本日は残業をしない日にしましょう、といったスローガンが掲げられているにもかかわらず、社員食堂は通常通り、夕食を提供している。

(e)情報交換という名の喫煙時間
  喫煙場所や喫煙室を通り過ぎると、多くの人が和やかな世間話をしている。管理職の人も多く、長時間喫煙し続けている方も多い。暇なのかと思ってしまうが、貴重な情報交換らしい。

(f)機械化しようとしない業務
  パソコンで検索できるサイトを提供すれば簡単なのに、人間が実施している。しかも税金で。
  これは、お役所での仕事が多く、たとえば、住所からの地番照会や、住所からの電話番号照会がある。お役所の仕事や稼ぎを少なくしてしまうため自動化に積極的ではない。

どんなに日本から誰かが指摘しようと、外圧がなければ動かない日本の体質が
一番の無駄の原因かもしれない。結局、欧米から指摘されて労働生産性が低いとして
指摘されないと動かないのだ・・・

2014年7月2日水曜日

技術立国のエンジニアは交換可能な部品なのか

パナソニック、情報システム子会社を富士通に売却、IBM子会社にも転籍

日本は技術立国で、日本の技術は素晴らしいというTV番組がよく放映されているが、
その割には、こんなにも技術者が冷遇されている国も少ないのではないだろうか。
残業が常態化し、帰宅するのは毎日深夜。せめて残業代だけでも支払われれば良いが、
サービス残業が当たり前になっている。自分だけ仕事を終えて帰宅しようにも職場の雰囲気から
帰宅し難い。毎朝の通勤ラッシュでもみくちゃにされ、肩が触れただの、そっちが先に肘で突いたとかで、朝から駅での喧嘩で貴重な睡眠時間を減らされる・・・。
しかも、会社を支えてきた技術者は部門ごと売却か・・・。解雇されなかっただけありがたいということなのか。部品のようにあっちへ売られ、こっちへ売られるのが、日本の技術者の運命なのか・・・。


哀しい・・・本当に哀しい。

日本の技術は素晴らしいのか?なら、それを支えている技術者が幸福に見え難いのはどうしてなのか?多くの技術者の犠牲の上に日本の技術の優位性があるならば、まやかしの技術立国である。


2014年6月29日日曜日

Wordpressをインストールしホームページを作成した

独自ドメインを取得したので、さくらのレンタルサーバーのコントロールパネルから、データベースの作成、続いて、Wordpressのクイックインストールでホームページを作成した。
あっけないくらいに簡単である。

手順は、
Wordpressでブログを始めよう!

である。

ホームページ作成のためにさくらのレンタルサーバーと契約

何はともあれ、なんとか収入を得るために、しかも、ITを活用して自宅でもどうにかできるようにとホームページを作成することにした。
自宅サーバーでも良いが、24時間365日稼働させておくことは出来ないため、レンタルサーバーを使うこととした。
実は以前にもレンタルサーバーを契約したことがあったのだが(ロケットサーバー)、それほど活用していなかった。WebサイトやPHPのお勉強用であった。
今回はもう少しマシな使い方をしようと思い、
  (a)独自ドメインの取得
  (b)さくらのレンタルサーバーを使用
ということにした。
さくらのレンタルサーバーを選んだのは、価格がそれなりに安いということもあったが、ネット上にもHowToが見つかりやすい点や、実績があるとの点である。
独自ドメインはさくらのサーバー上で取得できた。
ネット上で処理を進めてすぐに使用可能になった。
WordPressもサポートされている。

2週間無料なので、この点も良かった。申し込んだのは、
   ・ 独自ドメイン: 新規取得 1852円
   ・ スタンダードプラン : 月額515円 、容量100GB
である。

2014年6月8日日曜日

赤い尿の排出と残尿感

突然であるが、トイレに行ったとき尿の色が赤かった。血が多少混じっているかのようだ。
こんな血尿が出たのは、過去にも1度あり、そのときは前立腺か何かの炎症と言われ、薬を服用することで症状が出なくなったので、完治したものと思っていた。

それが、このところのストレスのせいか、そのときと同じように血尿とあの残尿感である。
残尿感が辛い。何度トイレに行ってもまだ残っている感覚があるが出ないのだ。
特に痛みはない。

2~3日ずっと続いたため、前立腺肥大に効果があるらしい「ノコギリヤシ」のサプリメントを
近くのドラッグストアから買ってきた。
これを飲んで一晩たった翌日には、効能が発揮されたせいなのか分からないが
不思議と症状がなくなった。少し驚いている。

ノコギリヤシ、ありがとう!

補足:正確には、ノコギリヤシのサプリメントと、亜鉛・マカのサプリメントの2種類を服用しました。

2014年5月25日日曜日

思った以上に少ない退職金

元の会社からの退職金が自分の銀行口座に振り込まれた。

郵送されてきた明細も確認した。

「えっ!こんなもんなのか~」これが正直な気持ちである。
10数年前に上司に退職金を尋ねたときの金額より少ないのである。

企業で積み立ててきた年金も、退職時に一括して受け取ったので
もう60歳になっても、会社からの企業年金は受け取れない。

このままだと年を取ると国民年金が唯一の収入となるが、
政府は75歳からの年金受領も推し進めるという。
どうやってこれから20年以上も稼いでいったら良いのだろう・・・

まだ働けるし、働きたいと思う。
しかし、社畜に戻るのは避けたい。
資金は少ないが、マンション経営やアパート経営といった不動産投資でもやってみようか・・・?

えり好みせずにどんな仕事でもこなせば、生活費は稼ぐことができるだろう。
しかし、それで良いのか?そうした生き方しかないのか?
何を贅沢なことを言っているのかと、お叱りも受けよう。

もっとハッピーな転職というものが、シニアにはないものなのだろうか・・・

2014年5月17日土曜日

スマホでティザリングオプションを有効にして、パソコンからスマホ経由でWebへアクセス

外出しているときは主にスマートホンを持ち歩いている。
インターネットの検索もできるし、それなりのアプリもインストールしてあるので
スマホがあれば重宝する。

しかしながら、自宅のノートパソコンを外出中にも使用したい場合が
しばしば発生する。ノートパソコンはもちろん無線で自宅のルーターを経由することで
インターネットに接続できる。しかし、ノートパソコンを外に持ち出した場合は、
インターネットプロバイダーへの接続がそのままではできないので
Web画面を表示することは出来ない。
そこで、ノートパソコンから無線(Wifi)で、スマホに接続し、スマホからインターネットに接続することで、結局のところ、外出先でもノートパソコンがインターネットに接続できることになる。
これがいわゆる、ティザリングと呼ばれる機能(サービス)である。

私のスマホは、このティザリングオプション機能が無効になっていたので、
auサポートサービスに電話をして有効にしてもらった。
本当は、自分のスマホから有効にできるはずなのだが、なぜか設定してあるauIDでティザリングサービスを有効に出来ず(ログインできず)、何度やってもダメだった。
会員プロファイルの内容(auIDの確認やサービスの詳細確認等)は同じauID/パスワードでログインして確認できるのに対して、ティザリングの画面での変更ではauIDでのログインが求められ、入力しても、パソコンで設定したauIDは使用できないとかのメッセージが出て出来なかった。
それで結局、auサポートに電話して、ティザリングオプションサービスを有効にしてもらった。

その後、スマホの設定でティザリングを有効にし、ホットスポット名やパスワード等の設定を
ティザリング用の設定アプリで設定してノートパソコンからホットスポットを切り替えてインターネットへの接続を確認できた。これで外出先でも、スマホがあれば、ノートパソコンでインターネットに接続可能になった。何をいまさらという気がするが、やはり嬉しい。パソコンは画面も大きいし、キーボードからの入力も慣れているので、断然、作業の効率が違ってくる。

auでは、ティザリングオプションサービスは、現在無料らしく(最大2年間)、その後は月に500円とのこと。
パソコンを外でもインターネットに接続して作業したい人には、やはりお勧めである。

2014年5月3日土曜日

想定以上にかかる出費

会社を退職してから健康保険はどうしたかというと、任意継続という形にした。
雇用保険のある就職先に就職すれば、そこの雇用保険に入ることになり、
保険料は会社が半分負担してもらえる。
しかし、私の場合は、無収入のままで、妻子がやはり健康保険証が必要になるので
最大2年間継続できる、任意継続にした。
負担は全額自分自身が支払わなければならず、とりあえず半年分は振り込んだ。
これが結構高い。
あらためて、就職していたときに会社が負担してくれていた金額のありがたさを感じる。
普通のサラリーマンならおそらく会社が支払ってくれている雇用保険等の保険料について考えることはないだろう。サラリーマンとは、いかに会社に守られた人達であることか・・・
口座の残高を確認すると、なんとこの1ヶ月間に100万円程残高が減っている。
こんなに使ったのか?生活費や子供の学校関連費用等で、思った以上に出費している。
青ざめてきた・・・
しかし、退職と同時に財形貯蓄が解約になったので、その手続きを進めていたが、ようやく振り込まれた。郵送でこれこれの金額の支払いがなされた旨のお知らせが届いた。
さっそく口座の金額を確認してみる。
「おおっ」と、ひとまず安堵した。確かに振り込まれている。
しかし、税率が約20%と、こんなにも取るのか・・・財形貯蓄は、毎月の給料とボーナスから少しずつ貯蓄しておいたものである。 更には、振込み手数料まで引かれている。振込み手数料くらいサービスしろよと、○○信託銀行には言いたくなる。


2014年4月30日水曜日

無収入になった・・・

現在、金銭の収入が何もない状態が続いている・・・無収入生活である。

自分のこれまでのITスキルが活かせるような求職サイトは、あるにはあるのだが、自分がシニアだということで、さすがに若い新人達と交じっていまさらJavaやC言語の研修を受けるなんてのは、御免だ。
今更ながら日本は会社を辞めた人間には冷たいことを感じる。
もっと色々な選択肢があって自由に渡り歩いていきたいものである。

警備や清掃のアルバイトでもしようか・・・これだって立派な仕事ではある。
ITスキルはどう活かしたら良いのか?決別しないと生きていけないのか?



2014年4月6日日曜日

無料のDAZ Studio Proをダウンロードするには

GIGAZINEの記事で以前に

無料の期間限定で3D人物CG作成ソフト「DAZ Studio 4 Pro」が入手可能

とあったのだが、現在でも無料で DAZ Studio Pro 4.6がダウンロードできるようだ。

YouTubeにも使い方等があるので是非マスターしたいものだ。

2014年3月30日日曜日

夢を失ったITエンジニア・・・それが社畜。そんな生き方で良いのか?

日本は本当に良い国だと思う。安全だし、食べ物も上手いし、物で溢れかえっている。
しかし、日本が幸せな国かと問われれば、私はノーと言いたい。自殺者が毎年約3万人も出るような先進国は何かが間違っている。学校でのイジメや就職できない学生や中高年、将来を悲観しての老人の自殺や孤独死等、哀しい出来事はいつまで経っても改善されない。
毎日決まった時間に電車に乗り、通勤ラッシュでもみくちゃにされ、会社では次から次へと降りてくる仕事をこなし、終業時刻でも帰宅できない。毎日、当然のように残業をするが、残業代は付けることが出来ない。仕事が遅れているわけではないし、当初の仕事の範囲外のことも多くこなしているが、周囲の雰囲気から帰宅することが出来ない。深夜に帰宅し、コンビニ弁当を食べて風呂に入って寝る。まさしく、会社のために働く、家畜、そう、社畜である。
もちろん、若いときには夢や希望を持っていた。ITの世界で個人でもいろんな事ができるのでは、そして多くのお金をアイデア次第で稼げるという自信もあった。しかし、日々の生活の中でそんな夢や希望も色褪せてしまった。一般サラリーマンとして生きているITエンジニアの大多数は、こんな社畜ライクなのではないだろうか。
こんな社畜達は、自分の現状を仕方が無いと諦め、自分達の環境を改善しようとせず、押し付けられた制約を果たそうとするだけの存在に成り下がってしまっている。
サービス残業が常態化したITで良いのか?外国人だけ例外で残業代が出て定時に帰宅できるという差別で良いのか?そんな生活で幸せなのか?

私はそんな社畜が嫌になって会社を辞めた。

日本人が社畜に適しているかどうかと聞かれたら、答えはイエスと答えたい。
少ない給料でも立派に仕事を成し遂げ、個人の幸せなど犠牲にし、一部の人間や国のために稼いでくれるのは、日本人以外はないであろう。電車が予定の時刻に少々遅れたり、周囲の期待に反して受験や就職に失敗したり、そんな自体が起これば、自分の命であがなおうとするのであるから。
でも私は叫びたい。
自由って勝ち取るものなんじゃないのか!幸せって自分で切り開くものでしょ?嫌な状況って自分達で改善していくものなんじゃないの!社畜なんて言われて悔しくないのか!

2014年3月27日木曜日

トヨタ自動車全面協力ドラマ「LEADERS リーダーズ」を観た

トヨタ自動車全面協力ドラマ「LEADERS リーダーズ」を観た。

3月22日(土)・23日(日)と2夜連続でTBS系列で大型ドラマ「LEADERS リーダーズ」を観た。
日本の復興を自動車で成し遂げようとする愛知佐一郎を演じた佐藤浩一氏らの熱演も良かった。
社員は家族として貫こうとした姿勢、特に総務課で資金繰りをする役の荻原聖人が死んでしまい、 佐藤浩一が一人泣き崩れる場面には涙した。俳優人達一人一人の熱演に心が揺さぶられた。

翻って、日本の将来の発展を夢見て命がけで取り組んでいるリーダーは現在どこにいるのだろう?
知らないだけであって実は多数存在しているのかも知れない。そしてもっと大事な事は、そんなリーダーの存在を待ち望む姿勢ではなく、多くの人が自分もそうしたリーダーを目指すことだと思う。他力本願でなく、自力本願である。
理想とするリーダーが周囲にいないと言って愚痴をこぼすのではなく、良いものは自分へ取り入れたり、あるいは反面教師として学び、自分自身に活かすことが大切なのではないかと思う。


2014年3月24日月曜日

確定拠出型年金(DC)

恥ずかしながら、会社で仕事していたときには年金のことなどあまり考えていなかった。
そのため、ずっと確定拠出型年金の申し込みを忘れていた。
うまく運用できれば年金としての受け取り金額が大きくなる。
しかし、申し込みしていなかったため賞与のときに小額が拠出額として振り込まれていた。
金額的には 、ボーナス時に拠出額を受け取ると、そこには税金がかかるので、確定拠出型年金に加入してあることに比べ、金額が少なくなってしまう。
完全に確定拠出型年金のことを忘れていた。
お金に疎いITエンジニアの悲劇とでも言おうか・・・情けない。

Visual Studio Express 2012を永久使用にする

日経ソフトウエア2012年12月号には、Microsoft Visual Studio Express2012 for Windows DesktopのDVDが付録として付いていたので購入してあった。

もちろん、MSDNのサイトからダウンロードできたりする(MSDN)。
(既に Visual Studio 2013もある)

今回は、DVDのMicrosoft Visual Studio Express2012 を導入した。
試用期間は30日間であるが、これを簡単に無期限にできた。
なんのことはない、マイクロソフトのアカウントを新規に登録してプロダクトキーを入手するだけである。



1.(DVDから)Microsoft Visual Studio Express2012 for Windows Desktop を導入する
2.導入し終わってから、Visual Studioを起動するとまだプロダクトキーを入力していないので、限定30日間の表示を確認する
3.http://www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/default.aspx
  マイクロソフトアカウントの登録ページ
  で、マイクロソフトアカウントを新規に作成する。
4.Visual Studioを起動し、プロダクトキーを入力する入力フィールドの右横の「オンライン登録」をクリックする
5.マイクロソフトアカウントでサインインすると、プロダクトキーが表示される
6.前ステップでのプロダクトキーを使い、Visual Studioのプロダクトキーを入力する


これで、永久に使用可能になる。
Visual Studio以外にも試用版であっても同様な手順で永久使用できるものがあるようなので、使用していきたい。

人生はマラソンじゃない

リクルートのCMで「人生はマラソンじゃない」を観た。

人生はマラソンじゃない
CM自体はとっても良いものだと思うし、共感できる。すべての人生が素晴らしいもののはず。
ゴールは人それぞれ違っているのだから・・・

ただ、リクルート社のCMというのが少し個人的にひっかかる・・・。
就職や転職サービスをしてくれていること自体はありがたいが、
企業と人の間に入ってマージンを稼ぐ良い商売である。
性別や年齢といった差別撤廃や、職業訓練や起業といった多様な方向に
援助を充実してくれると嬉しい。
このCMも誰かが勝手に決めた1つゴールではなく、それぞれのゴールを目指す点が良いと思う。

2014年3月14日金曜日

フランチャイズで独立しようか?

いっそ雇われ人生を終わりにして、これからは人を雇う立場になって人生を過ごしたいと思うと、独立(起業)が一番である。

アントレ を見てみる。

一人で独立できるものもある。
さすがにコンビニは不可能だ。24時間営業をこなすのは無理。

中古車のオークションか?本当に儲かるのだろうか?ネットで体験談や口コミを探してみる・・・
良い事は書いていない・・・話がうま過ぎると思った・・・。

IT関係は?
パソコン教室か?う~ん、生徒は集まるのか?立地場所が最重要な条件のようだ。確かにITスキルを活かせるが、どれだけの生徒を集められるかによる。カルチャーセンターでも開講しているが、パソコン初心者年配者や主婦が多いと聞く。フランチャイズの力を借りた方がスタートし易そうだ。開業資金もなんとか工面できる範囲内である。しかし生活していけるだろうか?

それともクロネコ宅配便でもするか?開業資金はかなり低くて済むようだ。しかし、雨や雪の日の配達は大変そうである・・・

良さそうなフランチャイズの広告を見ては、ネガティブなコメントを一人ブツブツ口に出している本日であった。

夜明けは遠い・・・

2014年3月13日木曜日

50歳を越えての哀しさ

転職サイトで求人内容を見て職を探す日々が続いている・・・
50歳を越えて転職など、やはり厳しい。
思えば、Windowsより前のMS-DOS、それ以前のCP/Mも使っていた。
昔はパソコンの未来に夢や希望が溢れていた。
一獲千金のような成金への期待や、バイオコンピューターやデータフローマシン、第5世代コンピューターといった挑戦的な話題で溢れていた。
今だって量子コンピューターといった話題もあるが、ついていけていない。
それは自分が年齢を重ねたせいなのか、それとも、機械は機械でしかなく、人間のような知能を持つことなどあり得ないということが分かったせいの落胆なのかもしれない。囲碁や将棋またはクイズ番組のクイズで勝利したからといって、コンピューターが学習して成長できるわけではない。プログラミングを人間が与えているのだから知能などないのだ。
若い頃に比べ、コンピューターそのものに興味を失いつつあることが、自分をダメにしているのかもしれない。次の仕事が決まらないことの哀しさ、自身喪失、IT業界の搾取構造(ゼネコンと同じく末端の作業者はいつまでたっても豊かにはなれない)への不満・・・
セカンドライフとして全く別な職を志しても、まだ転職できない焦りもある。
結局、同じIT業界で再就職をするしかないのか・・・家族を養うには奴隷のように通勤ラッシュ、困難な目標達成ノルマ、コロコロ変わる顧客の要望を黙って実現するだけの、社畜とならざるを得ないのか。

2014年3月11日火曜日

中間搾取されるITエンジニア

どの業界でも、発注元と、実際の仕事をする末端の作業労働者の間には、中間に入ってマージンを稼ぐ業者が存在する。
IT業界も同様である。例えば、銀行のオンラインシステムを例にとってみたとしても、発注元は大手銀行であっても、その銀行のシステム会社を経由し、大手SIerを経て、中規模ソフトウエアハウス、小規模業者、そして末端の契約したSEに仕事が流れてきたりする。最後のSEにお金が渡るまでには、その間で、利益が少しずつ減っている。末端のSEには受注額の5~6割といったところであろう。悪く言えば、自分では事務的なことをするだけで上から下に案件を移動させる中間業者が多数存在する。末端のITエンジニアは中間搾取される構造になっている。
海外でも同じような構造なのだろうか?1次受け、2次受け、3次受け、・・・といった孫受け構造はあまり聞いたことがない。海外では合理的に考えるから、こんな孫受け構造では、客からの要件変更が直ぐに末端まで届き難い、効率が悪い、あるいは受ける仕事の範囲を明確に定めて料金を決めており、こんな孫受け構造は発生しないのではないかと思う。
日本の常識は、世界の非常識と考えたほうが良い。

国内クラウドソーシングはワーキングプアを量産する
この記事を読んだときに思ったが、クラウドソーシングの仕事の発注元が、上記のような孫受け業者だとしたら(実際そうなのかも?)、クラウドソーシングによって確かにワーキングプアが大量生産されるのかも知れない。

なぜ副業禁止なの?副業禁止の理由に納得できない

いくつかの就職サイトで転職のため申し込んでいる。
しかし、なぜか本業以外の副業禁止が就業規則とのこと。
就業時間は会社に拘束されるので、就業時間内での副業禁止は納得できる。
しかし、就業時間以外の自分の自由時間で、副業が禁止とは一体どういった理由なのだろうと、ネットで答えを見つけようとしたが、納得できる理由が見当たらなかった。

(a)本業に集中できなくなるから (← 就業時間外の自由時間で実施すれば問題は無いのでは?)
(b)本業で知りえたことを副業で流用する可能性があるから(← こんな事はしないし、法律違反)
(c)雇用保険での扱いや税金の関係から (← 意味不明。税金はちゃんと払えば良いのでは?)
(d)日本の会社はどこも副業禁止だから (← 私の妻はこう説明した。)


正直なところ、こんなことで副業禁止されているのかと思うと、稼ごうとする気持ちを意気消沈させてしまう。就業規則にこんな理由で副業禁止している会社や経営者が多いのかと思うと、哀しくなる。自由時間に副業で稼ぐことが、悪いことなのだろうか?そんな事はないはずだ。消費税が8%や10%に段々上がるというのに、複数の収入があって何が悪いのか。副業をして経済を活性化させようとする行為を禁ずるのは愚の骨頂だと思う。
副業禁止を受け容れて、何も考えようとしない人達は、そんなに自由を拘束されたいのだろうか。
たとえ副業禁止の会社に就職していても、裏で隠れて副業している者達もいるに違いない。

副業を禁止した場合と、OKにした場合のメリット、デメリットを考えると、副業OKの方が、明らかに利点が多いし、資本主義経済に沿った活動であるように思う。哀しいかな、こんなことを言うと日本ではつま弾きされてしまうのだ。

2014年3月6日木曜日

惨めな自分

生活費はどうしても稼がねばならない。
就職するか、起業する、フリーランスで生活するか、この3つのどれかしか選択肢はない。

就職ならば、同じIT業界にするか、まったくの異業種にするか?

起業する場合は、個人事業主から開始するか、それともいきなり会社を作ってしまうか?
いきなりは難しい。それに、何を事業とするのかが、不明確である。
ああ、このIT業界を変えたい、もっとITエンジニアが搾取されずに自由にビジネスできる日本にしたい、IT技術と異業種ともっと組み合わせて日本から独自のハイテク(ローテク)ICTビジネスを世界に発信したい・・・
しかし、夢やビジネスアイデアは広がるものの、肝心のコアスキルや先立つものがない・・・
クラウドファンディングで資金を集めようにも、プロトタイプも何もない・・・
すべてが、ないもの尽くしのこの閉塞感。

転職サイトにも登録してみる。入力するのがおっくうになり。適当に入力して登録したせいか、
「あなたへのオファーが何もありません」のようなメッセージが届いている。
今までIT業界でこの50歳まで働いてきたわけだが、どこからも必要とされていないのか・・・
俺ってダメダメ人間だったのか・・・

目がしらが、熱くなり、今見ているウェブの文字や画像が、2重に見えるくらいぼやけてきた・・・
泣けてきた・・・

こんなにも惨めな気持ちにならざるを得ないのか?リクナビさんよ・・・

落ち込むときは落ち込むのだ。

2014年3月4日火曜日

Adobeサイトから無料で Adobe CS2 をダウンロードするには

クラウドソーシングで仕事をこなすには、PC環境の整備が必要だ。
例えば、ロゴ作成なら、Adobe イラストレーターがあった方が良い。
ファイルフォーマットが指定されている場合、Adobeのものが指定されている場合もある。

そこで、ヤフオクでWindowsソフトウエアで、Adobeイラストレーターを検索してみる。
なんと、多数の豪華特典付きのものがある、しかも破格の値段である。怪しい・・・
よく読むとどれも、ダウンロード版である。
出品者の評価欄を確認して、悪い評価にも目を通す。
やはり、裏があった・・・P2PのTorrentダウンロードか?しかも、ウイルス感染の可能性もある。
類似の出品も多数ある。ダウンロード版として謳っているのは、どれも怪しいわけだ。

しかし、ネットをググって見ると、本家のAdobeが古いイラストレータ等を無料でダウンロードできるように公開しているらしい。しかも、シリアルナンバーも公開している。
必要なのは、AdobeID。このAdobeIDは新規に作成可能なので、ものは試しと思い、AdobeIDを作成した。登録したメールアドレスに来たメールの確認リンクをクリックする。

これでAdobeイラストレータをダウンロードできるようになった。


ここのAdobeのリンクからAdobeのIDを入力する。本家のadobeのサイトである。

下記のメッセージが表示される:

技術的な問題が発生したため、Acrobat 7を含め、CS2製品のライセンス認証サーバーを無効にしました。これらの製品はリリースから7年以上経過しており、最新のオペレーティングシステムでは実行できないことが多いため、現在ではサポートされていません。
サポートされていない、古いソフトウェアの使用を停止することを強くお勧めします。ダウンロードの一環として提供されるシリアル番号は、CS2またはAcrobat 7を合法的に購入し、これらの製品を引き続き使用しなければならない場合にのみご利用ください。

つまりは、リリースから7年以上経過したためサポートは終了しているので自己責任で使え、ということ。しかも、購入する場合にだけシリアル番号を使って良い、ということ。
もちろん、使っているうちに良ければ購入したい気持ちで一杯であるので、シリアル番号は使わせてもらおう。
「同意する」を押す。
お~ダウンロードできる画面が表示された。

Creative Suite 2や
Illustrator CS2 や
Photoshop CS2 や
InDesign CS2  
もある。 

ヤフオクで出店している出品者はこれらを出品していたのだろうか?なんと悪どい。
そもそも、少しAdobe製品って高くないだろうか・・・
色々な気持ちが交錯した。

2014年3月3日月曜日

クラウドソーシングでの仕事内容を見てみた感想

日本最大級のクラウドソーシングと謳っているランサーズで、少しばかり、クラウドソーシング相場を見てみた。
ロゴ作成や記事作成等の報酬額が適切なのかどうかは判断ができないので、やはり、自分がこれまで関わった経験のあるシステム開発やアプリ開発といった仕事で、相場を判断してみたいと思い、いくつかランダムにピックアップしてみた。
(表現方法は、変更してあります)


仕事1:システム開発(2ヶ月間)  報酬は、100万円~300万円
  開発言語は PHP、CakePHP。
  フロントエンドは jQuery / Backbone.js 。
  データベースは MySQL、全文検索エンジンは Groonga。
  サーバーOSは Linux Ubuntu 、Webサーバーは Nginx。
  バージョン管理は Git。
  開発環境は、Mac に、Vagrant + Chef。

なるほど、2ヶ月で最低100万円稼げるとしたら、悪くない良い仕事だと思う。
しかし、問題はMacだ。Mac環境は持っていないし、jQueryやGroongaは殆ど知らない・・・NginxやGitも使ったことは無い。
シニアな私にはハードルが高い・・・


仕事2:客先に常駐プログラマー (6ヶ月以上) 
 報酬は、50万~100万円で固定報酬。
 稼働時間は1ヶ月あたり、基本180時間で残業代と交通費込み。
 
これだと、例えば1ヶ月の労働日が例えば、25日として、1日あたり、7.2時間労働となる(180時間/25日=7.2時間/日)。
しかし、客先常駐で7.2時間は考え難い。7.2時間と言えば、朝9:00~12:00までの3時間、13:00~17:20までの4時間20分として、
計7.2時間となり、経験上17:20頃に帰宅できた試しは無い。
客先常駐なら、急な要求やコロコロ変わる要件や報告書作成期限などでどれほど苦労させられてきたことか・・・。
客先常駐なら、まさに今までの奴隷となんら変わりは無い。
こういった仕事を提示してくるのは、おそらく現場を知らない上司やPMにありがちで、本当に悲しくなる。
客先常駐ではサービス残業なんて当たり前に横行している。
「基本180時間」の「基本」は、それを知っていての事ではないのかと勘ぐってしまう。


仕事3:販売システム構築 (最長3ヶ月)
  報酬は、30万~50万円。
  会員向けの販売サイト。

単純に割って、月10万~16万円くらいか・・・
これは安過ぎる。半分以上が家賃に消えてしまう。
詳細は問い合わせていないため不明だが、
要件定義、基本設計、詳細設計、実装、テストといった流れで関連文書を作成しながらシステム構築は、この値段と期間では難しい。
稼動するサイトが出来さえすれば良いと言うものではなく、それを維持していく運用も考えれば、関連ドキュメント作成は必須である。


こうしていくつか見てみると、
(a)仕事の内容や報酬について、明確にするためのやり取りが必須となる
(b)報酬金額の大きさだけを見てはいけない。落とし穴がある。客先常駐には気を付けるべし。
(c)必ずしも、クラウドソーシングの仕事は思ったほどには簡単ではない。しっかりした準備やスキルが必要。
と思った。

2014年3月2日日曜日

国内クラウドソーシング一覧 (まだまだある!)

国内クラウドソーシング一覧 (まだまだある!) 国内のクラウドソーシングのサイトのリストを作成してみました。 もう既に沢山あるんですね。
サービス名 特徴
ランサーズ(Lancers) 国内クラウドシーソング大手
クラウドワークス 国内クラウドシーソング大手
Job-Hub(ジョブハブ) エンジニア・クリエイターや事務系業務も掲載。
Craudia(クラウディア) 旧「Crowd Desk(クラウドデスク)」
ロゴ.JP ロゴ制作
ファーストデザイン 広告やパッケージなどで使うイラストや漫画、チラシデザイン。
C-team(シー・チーム) バナー広告
フリーストック(FreeStock) システム開発、Webデザイン等
ProFinder(プロファインダー) フリーランスエンジニア・デザイナーと依頼者を「人脈」で結ぶコンセプト。
MUGENUP(ムゲンアップ) ゲーム向けのイラスト(キャラクター)制作
CrowdGate(クラウドゲート) ゲームイラスト
SmartWork(スマートワーク) デジタルハリウッド
designclue(デザインクルー) ロゴ、アイコンデザインに強い
TALENT(タレント) 在宅副業
シュフティ(shufti) データ入力やライティングなどの事務作業を掲載。2万400ユーザが登録。
CROWD(クラウド) 旧「リアルクラウド」。記事作成・ライティング、写真撮影、データ入力など。
nanapiワークス nanapiの記事執筆に特化
Shinobiライティング 旧「Shinobiクラウドソーシング」。執筆案件
TESTERA(テステラ) 旧「SIM.ONE(シモン)」。Webアプリケーションなどのテスト。
ポストコ 旧「テストコ」。クラウドソーシング型検証システム。テストのほかWebサイトのレビューなども。
みんテス ソーシャルゲーム特化型のテストマーケティングサービス。主婦向けにはテスト特化の「ママテス」も運営。
EC workers ECサイト運営に関する業務に特化
Voip!(ボイプ) 「声」の業務に特化。声優が登録。
テスターマイスター 「次世代オンラインアルバイト」として携帯コンテンツの検証
REPO(ルポ) 記事や口コミなどの執筆案件
Yahoo!クラウドソーシング 簡単で単純な仕事
Conyac 世界とつながる翻訳サービス
シュフティ(shufti) 社内のちょこっと業務
Ferret バナーやLPやクリエイティブ制作、データ調査等
coconala(ココナラ) あなたの得意が、誰かの役に立つ
Viibar 動画制作に特化したクラウドソーシング
mama&crowd(ママ&クラウド) ママの新しい働き方
Workshift ネットで仕事が頼める
CREATIVE CAMP クリエイティブに特化したクラウドソーシングサービス
Audio Stock BGM、効果音、ボイス・ナレーション、歌もの楽曲を販売できる
こちらにあったリストから追加してみました

2014年3月1日土曜日

クラウドソーシングに登録してみた

会社を辞めた身にとっては、今後生活費用を稼いで生きていくための選択肢としては、
(a)転職する
(b)起業する
(c)アルバイトする
しかないと思いきや、現在は、インターネットでグローバル化が進んでいるため
(d)クラウドソーシングで仕事をする
といったものもある。 クラウドソーシングは、インターネットを活用した在宅業務で、アルバイトの在宅型・グローバル型のような感じであるが、 従来のアルバイトとは違うので区別してみた。 日本での大手ということで、 ランサーズクラウドワークス に登録してみた。 Web開発やロゴデザインと言ったものまである。 見れば結構既に提案が出ているものもある。ロゴや記事作成は多くの人が提案しているようだ。 ホームページのカスタマイズやJava言語のレクチャーなんてのもある。しかし、総じて報酬は今までの給与よりはずっと低い。 およそ3分の1くらいであろうか・・・。数をこなさないと今の生活レベルを維持できない感じである。 年金がもらえる65歳まで約15年ある。あと15年間、クラウドソーシングを活用しなければ生きていけないということなのか・・・ 人生、そう簡単ではない。

クラウドソーシングの衝撃 (NextPublishing)
新しい在宅ワーク クラウドソーシング超入門 主婦もシニアも会社員もすぐスタート! (impress QuickBooks)
クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす (ハヤカワ新書juice)

2014年2月27日木曜日

夢想する日々

本心はずっとITエンジニアとして定年まで仕事を続けたかった。 しかし、それはもう諦めざるを得なかった。奴隷のような仕事はもううんざりだ こういうビジネスならどうか、といったアイデアをいつの頃からか書き溜めている。 将来の起業でのネタとしてである。 ずっと、あんなこんなでビジネスを考えている。 起業すること自体は簡単である。問題は、その事業をどのようにして継続的に利益を出し続けて回していけるかである。 初期投資の資金が潤沢なわけではない。 このところ、ずっとビジネスを夢想している。 どういったビジネスモデルか、顧客は誰で、何を提供する事業なのか・・・オフィスは?最初から人を雇うべきなのか・・・? 個人事業主として開始して株式会社へ成長させていけるのか? 事業計画書や起業関係の参考書籍を読み漁る日々が続いている。

起業したい人への16の質問―ガーバー流事業計画書のつくり方

起業は1冊のノートから始めなさい―――「事業プラン」から「資金計画」までを可視化する起業ログのススメ

起業したい人への16の質問 ガーバー流事業計画書のつくり方

2014年2月25日火曜日

開放感と達成感

今日はある外資系会社の面接を受けた。 もちろん、面接は英語で行なわれた。 私と同様に面接に来ていたのは他に8名であった。 明らかに私より年配の方もいれば、大卒くらいの若い女の子もいた。 みんな私より英語が達者なような雰囲気を受ける・・・。 順々に呼ばれて面接室へ一人一人消えていく。 私の番が来た。面接室に入った。 シンガポール出身の男性と日本の女性であった。 なんとか英語での説明と受け答えをこなした。 無事に終わった。 ビルの外に出ると開放感、達成感を感じた。 終わった、それにやるだけはやっているのだ・・・と。 達成感は、ITプロジェクトでずっと感じることができなかったものであった。

2014年2月24日月曜日

やはり英語

起業を視野に入れているものの、面白そうな仕事があったので、それに応募してみた。もちろん、給料は安いし、外資系であり、ITとは何の関係も無い業界ではあるが、情報系の仕事のできる人材を募集していたので、経験してみる価値ありと判断し応募した。残念ながら正社員ではない。半年契約らしい。英語の面接に備えて少しは口慣らしをしておこう。

2014年2月23日日曜日

JICAのシニアボランティア募集は年2回の狭き門

前のブログで社会に貢献したいだのと偉そうなことを書いてしまったが、現実に今後どう生活していくかがハッキリしていないので、理想でしかないのかもしれない。収入が全く無くなってしまうのであるから・・・。もちろん、仕事を探しているが50歳を越えているためそうそう見つからない。選り好みをしなければあると思っているが、収入は半分に減ることを覚悟しなければならない。
家族には申し訳ないと思っているが、今後は経済的余裕は一層なくなってしまう。すまない・・・。
JICAのシニアボランティアを調べてみたが、なんと年に2回しか募集していない。しかも、専門職のようなものは、農業や土木や先生や医師等であり、IT等人材募集は無い。そりゃそうだ・・・。
しかもJICAでのボランティアは約20%の合格率でなんと狭き門なのだろう。会社に居ながらボランティア休職制度を活用して参加を考えたが、これもダメだった。家族を養わなければいけない立場からは、少しでも経済的に負担が少なく、なおかつ社会貢献可能な事が良かったのだが、現実には難しい。
しかし、今後、シニアは大量に定年を迎え、まだまだ元気であるのに対して、日本のボランティアとは狭き門なのだろう。ODAでお金を配る以外にも、シニアを海外にボランティア派遣することにお金を使ってはどうだろうかと思った。ボランティアなので無給が当然と思われるかもしれないが、渡航費用や帰国後の経済援助はあって欲しい。JICAの募集が年に2回しかないというのは、おかしいのではないのか。本題からは外れるが、少しは国際貢献を考えるようになって初めて気付いたことである。

この時代に、この日本に生まれ、IT業界で生きてきたことの意味

年齢が50を過ぎると、あと何年生きられるのだろうかとか、年金や定年といった話題が身近に感じられるようになってきた。今までは、全く気にしていなかったのだが・・・。
あのiPhoneのスティーブ・ジョブズは明日死ぬとしたら君は何をするのか、死んでも悔いの残らないような生き方を後援で説いたらしい。まったく同感である。人生に大切なもの・・・それは悔いの無いように生きることではないだろうか。自分が夢に見たことや願望や達成したいことや目標を少なからずやり遂げていれば後悔はしないはずだと思う。毎日、通勤電車で朝早くから会社に出勤し、上司や周囲の人間関係を気にしながら不満を抱かず命を永らえて生きていく・・・これで後悔無く生きたと言えるのか?大学を卒業後に入社したときの初心はそんなことではなかったはず。出世や長生きが夢だったわけではない。やはり、生活に困らない経済力を持ちながら、何か世のため人のために貢献できるようなことをしてみたい。大きな目で見れば会社人生で終わったとしても、なんらかの社会のための人生を過ごしたことにはなるだろう。しかし、あまりにもそんな人生はもったいない。この時代に、この日本に生まれ、IT業界で過ごしてきた自分が、この意味を噛みしめて、もっと悔いなく幸福に生きられる道があるはずである。世界から見れば、こんな裕福な日本でしかもハイテク産業に従事している国民は、世界に対してももっと貢献できるはずなのだと思う。今後の生活がどうなるかも不透明なまま、大義を胸に抱いて夢想する日々が続いている。

2014年2月20日木曜日

愚痴

会社や組織や人間関係の不満はやはりある。
これはどんなところで働こうが存在するのではないかと思う。
親会社から子会社へ出向して既に7年の歳月が過ぎた。私を子会社へ出向させた上司はもう会社にはいない。親会社へ戻れるチャンスはない。会社を辞めるときには、親会社で辞めたことになるらしい。
1年の労働日のうち何日間稼いでいるかといった稼働率を会社の上層部は勝手に設定し、それを達成出来ない社員は低評価され給与が減額される。実際、有給休暇を取得するとそれで稼働率は達成不可能となる。そんな稼働率設定は間違っている。
プロジェクトと次のプロジェクトの間に有給休暇を取ったことで、その期間は稼働率が落ちたことで低評価となったと上司から言われたが、要するに仕事の質や早さといったことが評価のポイントではなく、どれだけ稼いでいるかの数字がポイントなのだ。いつから、こんな馬鹿げた数字のみの評価の仕組みになったのだろう・・・。哀しくなった。
稼働率で縛ることで、そんなに社員を辞めさせたいのだろうか?
休暇取得を認めない、または、休日返上で働かない限り達成できないような稼働率って何なのか?
他の人も同じ目に遭っているのに、誰も声を挙げない・・・いや、知らないうちに気付くといなくなっている。既に会社を辞めているのだ・・・。なんという現実。IT業界はこんな世界だったのか?IT業界には労働組合があるのか?あっても力が弱過ぎる・・・?
こんなIT会社に誰がしたのか?

覚悟

会社を辞めるということがどれほど重大な事なのだろうか?
日本では、会社を辞めることはどうもネガティブなこととして考えられている。
これからどうやって生活していくのかあてもないまま辞めたので、人生の負け組み・・・らしい。
妻も子供もいるのに、簡単に辞めてしまって良いのか?
簡単に、一時の感情で決めたのではない・・・ずっと何年も前から考えて来た。たまたま、きっかけがあり、タイミングも最善と判断したためだった。
このまま仕事を続けることは、派遣されて黙って奴隷のように働くことを意味し、心身ともに破壊される気がした。自分の精神的な限界に迫りつつあった。
次々に依頼される仕事に対して、「それは契約外の仕事です」と何度言い放ちたかったことか・・・。
プロジェクトのメンバーの大勢が夜遅くまで残業していることは知っているし、プロジェクトの成功を思えば、なんとかやり遂げるしか方法はなかった。
私のような中高年は、ITでの開発現場では扱い難いのも事実であろう。IT歴は、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャー(PM)よりもずっと長いし、経験も豊富である。何かあれば、ぶつぶつと反論したりするオッサンよりも、若くて何でも素直に聞く社員の方が指示しやすいというものだ。
自分を殺し、次から次へと仕事をこなしていけば、それで良いのかもしれない。
しかし、私にはもう限界であった。ああ、もっと自分の思った通りに仕事がしたい。上から言われてそれをこなすだけといった仕事はもうウンザリだ。
派遣先がお客様の現場のときは、お客様の言う通りに日々作業を行なう。これも奴隷のよう・・・。
いつぞやは、お客様へ業務の効率改善やドキュメントのフォーマット改善を提案したことがあったが、逆に意見する生意気なエンジニアだとして叱責を受けた。
この年齢で会社を辞めれば、再就職は難しいだろう。
貯金やその他の資産も無いままで、どうやって生活していくのだろう。不安が次から次へと頭をもたげてきた。妻や子供の顔を思うだけで、目頭が熱くなった。視界がぼやけてきた。「ごめん・・・」
そう思わずにはいられなかった。

会社を辞めた

大学を卒業して以来、ずっと大手IT企業に勤めてきたが、人生これで良いのかと考えるようになった。毎日、朝早くから通勤電車で都心に向かう。さすがに家を出るときは、ほのかに暗い。電車の中で眠りたい。しかし、大抵は眠ることができずに駅に到着する。目を覚ますために、駅近くのそば屋さんで朝食の朝そばを食べる。
オフィスに来ると朝9時であるがぽつんぽつんとしか人がいない。パソコンを開いて到着しているメールへの返信をする。全部終わった頃に、私へ仕事を依頼する人が出社してくる。
派遣的な仕事のためか次々に仕事の依頼が飛んでくる。余裕が出てこないように、常に片付かない量の仕事が溜まっている。契約上、これこれの仕事といった範囲はあるものの、プロジェクトに人材が足りないためか、事務手続き、ソフトウエア導入、ドキュメント作成、プログラミング、テスト等なんでもかんでも依頼が来る。早く完了できるように一生懸命に頑張っても、次から次へ来る。それでいて、私には何の発言権も無い。言われた仕事をこなすだけの、まさに奴隷と化してしまっているこの勤務状態をなんとか変えたいと思ったが、仕事をこなすのに精一杯の日がずっと続いた。
悔いの無いような人生を送りたい・・・
私は何をやっているのだろう・・・こんな状態で良いのだろうか?
私は会社を辞めた。