年齢が50を過ぎると、あと何年生きられるのだろうかとか、年金や定年といった話題が身近に感じられるようになってきた。今までは、全く気にしていなかったのだが・・・。
あのiPhoneのスティーブ・ジョブズは明日死ぬとしたら君は何をするのか、死んでも悔いの残らないような生き方を後援で説いたらしい。まったく同感である。人生に大切なもの・・・それは悔いの無いように生きることではないだろうか。自分が夢に見たことや願望や達成したいことや目標を少なからずやり遂げていれば後悔はしないはずだと思う。毎日、通勤電車で朝早くから会社に出勤し、上司や周囲の人間関係を気にしながら不満を抱かず命を永らえて生きていく・・・これで後悔無く生きたと言えるのか?大学を卒業後に入社したときの初心はそんなことではなかったはず。出世や長生きが夢だったわけではない。やはり、生活に困らない経済力を持ちながら、何か世のため人のために貢献できるようなことをしてみたい。大きな目で見れば会社人生で終わったとしても、なんらかの社会のための人生を過ごしたことにはなるだろう。しかし、あまりにもそんな人生はもったいない。この時代に、この日本に生まれ、IT業界で過ごしてきた自分が、この意味を噛みしめて、もっと悔いなく幸福に生きられる道があるはずである。世界から見れば、こんな裕福な日本でしかもハイテク産業に従事している国民は、世界に対してももっと貢献できるはずなのだと思う。今後の生活がどうなるかも不透明なまま、大義を胸に抱いて夢想する日々が続いている。
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