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2014年3月30日日曜日

夢を失ったITエンジニア・・・それが社畜。そんな生き方で良いのか?

日本は本当に良い国だと思う。安全だし、食べ物も上手いし、物で溢れかえっている。
しかし、日本が幸せな国かと問われれば、私はノーと言いたい。自殺者が毎年約3万人も出るような先進国は何かが間違っている。学校でのイジメや就職できない学生や中高年、将来を悲観しての老人の自殺や孤独死等、哀しい出来事はいつまで経っても改善されない。
毎日決まった時間に電車に乗り、通勤ラッシュでもみくちゃにされ、会社では次から次へと降りてくる仕事をこなし、終業時刻でも帰宅できない。毎日、当然のように残業をするが、残業代は付けることが出来ない。仕事が遅れているわけではないし、当初の仕事の範囲外のことも多くこなしているが、周囲の雰囲気から帰宅することが出来ない。深夜に帰宅し、コンビニ弁当を食べて風呂に入って寝る。まさしく、会社のために働く、家畜、そう、社畜である。
もちろん、若いときには夢や希望を持っていた。ITの世界で個人でもいろんな事ができるのでは、そして多くのお金をアイデア次第で稼げるという自信もあった。しかし、日々の生活の中でそんな夢や希望も色褪せてしまった。一般サラリーマンとして生きているITエンジニアの大多数は、こんな社畜ライクなのではないだろうか。
こんな社畜達は、自分の現状を仕方が無いと諦め、自分達の環境を改善しようとせず、押し付けられた制約を果たそうとするだけの存在に成り下がってしまっている。
サービス残業が常態化したITで良いのか?外国人だけ例外で残業代が出て定時に帰宅できるという差別で良いのか?そんな生活で幸せなのか?

私はそんな社畜が嫌になって会社を辞めた。

日本人が社畜に適しているかどうかと聞かれたら、答えはイエスと答えたい。
少ない給料でも立派に仕事を成し遂げ、個人の幸せなど犠牲にし、一部の人間や国のために稼いでくれるのは、日本人以外はないであろう。電車が予定の時刻に少々遅れたり、周囲の期待に反して受験や就職に失敗したり、そんな自体が起これば、自分の命であがなおうとするのであるから。
でも私は叫びたい。
自由って勝ち取るものなんじゃないのか!幸せって自分で切り開くものでしょ?嫌な状況って自分達で改善していくものなんじゃないの!社畜なんて言われて悔しくないのか!

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