バター不足のため、我が家でもバターは冷凍庫に保存してあるものが1つだけになった。
近所のスーパーでもバターは品切れ状態である。
たまに入荷してもすぐに売り切れるので、運良く、バターがあっても購入個数が1人1個までに
限定されている。
バターは以前にも品薄な状態があった記憶がある。
なんで、バターはいつも足りなくなるのだろうか?
TVニュースでも説明されていたが、 なぜか納得できなかったのだが、
本当の理由は、
バター値上げの背景に、農水省の「白モノ利権」
にあった。
どうして、もっと先手を打ちバターが品薄なら予めバターを緊急輸入しておくなどといったことがされていないのか、これで少しは納得できる。しかし、なんとも腹立たしい。
天下り団体「農畜産業振興機構」によるバター輸入独占業務のせいで、こんなにもバター不足が発生していたのだ。
マスコミや大手新聞等は、なぜこうしたことを報道しないのだろうか?TVニュースでは、明示的に 「農畜産業振興機構」の名前は報道されなかったのが、いまいち責任の所在が分からず、納得できない箇所であった。
こちらは、2011年での記事であるが、バターの輸入制度について回答されている:
バターの輸入制度について
「独立行政法人の農畜産業振興機構がバターを一元輸入し、 このカレント・アクセス輸入分と需要者割当輸入分のバターは関税が35%と低く抑えられていますが、その他の輸入分は360%と高関税が設定されれている」とある。
つまり、バターが品薄になったので、緊急輸入を誰かが(気を利かせた他業者)しようと思っても、関税が360%もかかるので、採算が合わずに輸入も出来ない仕組みになっているのだ。
責任の所在は、 農畜産業振興機構にあるのであるから、過去にも何度か発生させて来た同機構は、再発防止策に努めて欲しいと思う。
これは「バター」だけの問題ではない。バターは1つの例に過ぎないのだ。
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