個人タクシー開業は、10年以上タクシー会社で運転手として働いた経験がないと開業できないという不思議
日本では、なぜ、こんな事に規制がかかっているのだろう?と思えることが非常に多い。
その1つが、個人タクシーの開業の条件である。
リストラされたサラリーマンや、定年退職後でも働きたい人達、定職に就けないが車の運転が好きな若者や長時間働くことが難しい女性等、少ない元手で個人タクシー開業という手もあるのではないかと思っていたが、個人タクシー開業の条件をネットで見て驚いた。
なんと、10年以上もタクシー会社で運転手として働いた実績がないと、個人タクシー開業はできないのである。上記のような希望を抱いていた人達は、まずタクシー会社で働いた実績を10年間積み上げないと、個人タクシーを開業できない仕組みなのである。
(※10年以上の職業としての運転手歴)
しかも年齢制限は65歳未満までである。
個人タクシーのテストは別にあるらしい。
確かに昔にタクシーの供給過剰とかのニュースがあった記憶がある。
しかし、本来は良いサービスをする業者が生き残っていくべき自由競争社会。
それを、10年以上も既存のタクシー会社で運転手として働いた経験がないと、開業させないと言ったことは、あまりに、既存のタクシー事業者に有利な条件ではないだろうか。
なぜ1年程度でもなく、10年なのか?
個人タクシー開業は予定事業内容審査やテスト実施くらいで事足りるのではないだろうか?
日本では新しいアイデアを活かしたビジネスを起こし難い国なのだ。
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