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2014年7月15日火曜日

多くの不良化したシニアに心を痛めるこの頃

子供の頃、大人はみんな立派な人間だと思っていた。
親や近所の老人に限らず、年齢が上の先輩を尊敬する気持ちが多少なりともあった。 
ところが最近はシニアや年配の方々の横暴な振る舞い等に遭遇する。
グレて不良にでもなったのだろうか。 

ある老人会の一行がお寺に見学が来て、お坊さんがお経を唱えるところを 見学することになった。老人会の20人ほどの方々はお互いに仲が良いのだろう、 終始大声で会話を続けている。
 「あれが護摩か?」「おらは良くは知らんな」「昔、みたぞ」・・・等。
あまりに長く続くので、一緒に見学に来ていた若者が「静かにしてもらえませんか」と小声で伝える。
 老人たちは聞こえないのか会話を続けている。
 若者がさらに大きな声で「静かにしてください」と言う。
老人会の方は知らんぷりである。会話がまた始まる・・・。
せっかくの見学会が台無しになった。

 本日、ある駅ビルで、ペットボトルのお茶を持った老人と、警備員らしき若者が何やらもめている場面に出会った。
どうもペットボトルのお茶の代金を、その老人が支払わずに店を出たらしい。
老人は耳が遠いことを盛んにアピールしている。
警備員が何度も大きな声で説明しているが、老人には正しく伝わっていない素ぶり。
警備員が腕をつかもうとすると、老人が激しく抵抗する。
警備員が店に行って確認させようとするが、老人は聞こえない素ぶり。
警備員がどこかに連絡しているうちに、老人は近くのパン屋に入り、
別の出口から出ようとしている・・・
通りがかりの数名の通行人が立ち止まって成り行きを見つめている。
本当に、老人は耳が聞こえないのだろうか?
ペットボトルのお茶くらいで・・・という気もするが、このご老人はなぜこんなことを?
お金を持っていないのか? 

今まで長い人生を生きてきた先輩が、こんなにも不良化してる場面に遭遇すると心が痛むのである。

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