いつも思うのだが、政府やお役所といったところは、労働者や個人よりも企業しかも大企業優先で物事が決められる傾向がある。
例えば、
(A)日立子会社、三菱東京銀行の偽装請負を告発した社員を強制解雇
や
(B)「銀座でバイト」が原因で「局アナ内定」を取り消された女子大生が日本テレビを訴えた
はひどい話だと思う。
(A)では、メガバンクの銀行のやっていた偽装請負を日立子会社の社員が告発したにもかかわらず、反対に、その社員を解雇したのであるから(結果的に)、これではITエンジニアの告発は報われない。
(B)も、なんともひどい話である。銀座でのバイトが何であれ、アナウンサーの仕事に悪影響を与えるものではないにも拘わらず、女子大生の内定を取り消すなどということをしている。
女子大生の人生を滅茶苦茶にした日本テレビはこれで良いのだろうか?
いったい日本の厚生労働省は何をやっているのだろうか?
労働者を保護する主張や見解を示したり企業を指導することはないのだろうか?
もしも、上記のことが米国での出来事なら、扱われ方が全く異なっているだろうにと思う。
日本では、なぜだかニュースに取り上げられることも少ない。
日本で裁判になっても、上記の件は、企業側が勝利することだろう。
せいぜい、雀の涙ほどの賠償金額で和解となるだけであろう。
ITの発達により、在宅で仕事ができる機会も増えてきた。しかし、そうした仕事(クラウドソーソング)は、そもそも雇用関係の契約とはならないので、最低賃金も無い。業務委託契約なので、
労働基準法の適用外であり(適用されない)、交通費や経費も保険もすべて自腹である。
しかも、中には勤務場所までの出勤を求める企業もあり(交通費支給無し)、
どこも労働者を保護してくれないのである。
ITエンジニア(ソフトウエアエンジニア)として某会社で働いてきた著者が、社畜としての会社人生に疑問を持ち、自立した人生を送るために早期定年退職の道を選び、第2の人生(セカンドライフ)として自分の人生を自分で切り開くべく、怒り、哀しみ、喜び、感動、愚痴等を赤裸々に告白する。
Amazonベストセラー
2014年11月23日日曜日
2014年11月14日金曜日
青色LEDノーベル賞受賞者からの日本への熱いメッセージ
青色LEDノーベル賞受賞者からの日本への熱いメッセージ
青色LEDでノーベル賞を受けた中村修二氏の「ごめん」を購入して読んでみた。
日本への本音での熱い思いが感じられる一冊だった。
なぜ「ごめん」なのか?読む前は、巨額の特許収入を得た後ろめたさのことか、あるいは米国に移住してしまったことなのかと思っていたが、そうではなく、中村氏の裁判により、これから先の未来の日本での裁判に研究者や技術者へ夢を与えることが出来ない結果を招いてしまったことにあった。
傍目からは、あんなに巨額の利益を得たのに、これからの研究者や技術者に夢を与えられないとは一体どういうこと?と思ってしまうが、実は、日亜化学が得た利益と比べれば、中村氏の発明対価は少な過ぎるものであり、しかも、中村氏は実質は裁判に負けることで、和解の落とし所を付けざるを得なかったことが、真実の追究や、発明の正当な対価を日本の裁判で明らかに出来ずに、悪い判例を残さざるを得なかったことに、「ごめん」と言っているのである。
しかも、裁判という争いに、最初に挑んできたのは、日亜化学側であり、中村氏は自分を守るためにも逆に自分も裁判を起こさざるを得なかったことや、日本の司法制度の悪い点等についても記載されている。
個人的にも感じてはいたが、日本の裁判はおかしい。この点を日本と米国で裁判を経験した当事者の立場から中村氏が解説してくれている。
多くの研究者やエンジニアに読んで欲しいと思う。
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