フリーで働くことになると、従来の雇用契約とは違った働き方となる。
表面上、自由な時間に自由な場所で作業を行い、
成果(結果)だけを出せば良いように考えられがちであるが、
働く側にとっての落とし穴がある。
業務委託契約という名前の契約である。
正直なところ、筆者もそれほど詳しくなく、業務が委託されたような、
上記のような考えの契約だと思っていた。
しかしながら、実際には、
なんと、労働基準法の適用外。
つまり、働くにもかかわらず、たとえば最低賃金も保証されないのである。
労災の認定・適用もないし、会社の提供する休暇もないのだ。交通費も支給されない。
そもそも労働基準法の適用されない労働って何?
最低賃金ももらえない労働って何(アルバイトより悪い)?と思ってしまう。
フリーで働くようになると、働く側が知らないことをいいことに、
会社側での経費を削減するために、こんな業務委託契約という
形態がはびこっているようである。
業務委託契約には、会社側からの指揮命令はないはずなのだが、実際には、社員と同じように、
出退勤管理(朝9時までの出勤義務など)や休暇申請管理(休暇取得のため、許可を申請)が課せられたりする。
成果が求められるが、成果がないうちは、働いていても、賃金はゼロである。
こんなにも会社側に都合の良い契約形態が許されている業務委託契約は、
ホワイトカラーエグゼンプションで働き方の自由度を広げる動きに伴い、
フリーランスの働き手にどんどんと忍び寄っている。
ITエンジニア(ソフトウエアエンジニア)として某会社で働いてきた著者が、社畜としての会社人生に疑問を持ち、自立した人生を送るために早期定年退職の道を選び、第2の人生(セカンドライフ)として自分の人生を自分で切り開くべく、怒り、哀しみ、喜び、感動、愚痴等を赤裸々に告白する。
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2014年7月14日月曜日
2014年3月11日火曜日
中間搾取されるITエンジニア
どの業界でも、発注元と、実際の仕事をする末端の作業労働者の間には、中間に入ってマージンを稼ぐ業者が存在する。
IT業界も同様である。例えば、銀行のオンラインシステムを例にとってみたとしても、発注元は大手銀行であっても、その銀行のシステム会社を経由し、大手SIerを経て、中規模ソフトウエアハウス、小規模業者、そして末端の契約したSEに仕事が流れてきたりする。最後のSEにお金が渡るまでには、その間で、利益が少しずつ減っている。末端のSEには受注額の5~6割といったところであろう。悪く言えば、自分では事務的なことをするだけで上から下に案件を移動させる中間業者が多数存在する。末端のITエンジニアは中間搾取される構造になっている。
海外でも同じような構造なのだろうか?1次受け、2次受け、3次受け、・・・といった孫受け構造はあまり聞いたことがない。海外では合理的に考えるから、こんな孫受け構造では、客からの要件変更が直ぐに末端まで届き難い、効率が悪い、あるいは受ける仕事の範囲を明確に定めて料金を決めており、こんな孫受け構造は発生しないのではないかと思う。
日本の常識は、世界の非常識と考えたほうが良い。
国内クラウドソーシングはワーキングプアを量産する
この記事を読んだときに思ったが、クラウドソーシングの仕事の発注元が、上記のような孫受け業者だとしたら(実際そうなのかも?)、クラウドソーシングによって確かにワーキングプアが大量生産されるのかも知れない。
IT業界も同様である。例えば、銀行のオンラインシステムを例にとってみたとしても、発注元は大手銀行であっても、その銀行のシステム会社を経由し、大手SIerを経て、中規模ソフトウエアハウス、小規模業者、そして末端の契約したSEに仕事が流れてきたりする。最後のSEにお金が渡るまでには、その間で、利益が少しずつ減っている。末端のSEには受注額の5~6割といったところであろう。悪く言えば、自分では事務的なことをするだけで上から下に案件を移動させる中間業者が多数存在する。末端のITエンジニアは中間搾取される構造になっている。
海外でも同じような構造なのだろうか?1次受け、2次受け、3次受け、・・・といった孫受け構造はあまり聞いたことがない。海外では合理的に考えるから、こんな孫受け構造では、客からの要件変更が直ぐに末端まで届き難い、効率が悪い、あるいは受ける仕事の範囲を明確に定めて料金を決めており、こんな孫受け構造は発生しないのではないかと思う。
日本の常識は、世界の非常識と考えたほうが良い。
国内クラウドソーシングはワーキングプアを量産する
この記事を読んだときに思ったが、クラウドソーシングの仕事の発注元が、上記のような孫受け業者だとしたら(実際そうなのかも?)、クラウドソーシングによって確かにワーキングプアが大量生産されるのかも知れない。
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