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2014年7月26日土曜日

ゆるい働き方

月曜日~金曜日まで朝から晩まで働き、土日はお休み。
こんな当たり前とも言える週休2日制だけが本当に良いのだろうか?

朝晩の通勤電車でくたくたになり、会社でも成果をあげるべく必死に仕事をする。
他人などにかまっていられず、上司や会社の決めた目標やノルマを達成するために
ひたすら頑張る。帰宅すれば、残った仕事や次の日の準備等で家族と過ごす時間など僅かなもの。

こんな消耗した人生だけでなく、もっと自分なりに充実した人生を送ることができないものだろうか?
週休3日でも、週休4日でも良いし、複数の職業を掛け持ちしたって良いし、
家族のために多くの時間を使っても良い・・・こんな働き方は、ゆるい働き方と言われるようだが
多様な働き方があって良いと思う。

異業種交流会に参加してみた

異業種交流会に参加してみた。

何かしら起業したいと考えていたが、初めて交流会(異業種交流会)に
参加してみた。

参加費を支払い、都内のある会場で受付を済ませて参加。

はじめに参加者のリストと簡単に名前と仕事が書かれた紙が渡され、
開始時間になり、名刺交換が始まった。

全員で約50名程のようで、テーブルの上にはソフトドリンクと紙コップが置いてあった。

立食パーティー風でそれなりに美味しいものが食べられるのではないかと
思っていたが、ペットボトルの水とジュースといったたぐいのものだけだった。

一瞬、これなら自分でも交流会を開催できそう・・・といった思考が廻った。

それはさておき、なんとか熱心に挨拶をして回った。
自分の話を熱く語る人や、日本語があまり流暢ではない中国人もいた。
しかし、人脈を造るには良いかもしれない。

税理士、保険業務関係、どこかの会社社長やビジネスマン・・・色々な人とこんな短時間で知り合いになれた。

このつながりを、今後どう活かせるかが大事であるが、数人の方と後日再開の約束をして
閉会となった。

もっと前から参加していれば自分の人脈ももっと広がっていたはずと思う。

何かしらビジネスや今後の仕事の方向に迷っている方は、
ダメでもともとといった軽い気持ちで、こうした異業種交流会に参加してみることをお勧めしたい。

2014年7月20日日曜日

長生きが幸福だと言えるのか?

自分の一生が100歳までだと仮定すると、
私は既にその半分を生きてきたことになる。
人並みに仕事を通じ、色々な経験をしてきたと思っている。
それほど後悔していることも無いし、
どうしても残りの50年近くまで生き続けたいといった願望は無い。
むしろ、もう死んでしまっても良いとさえ思う。
ときどき、自分が死ねば(不慮の事故等で)生命保険での保険金を
家族に残してあげられるので、そっちの方が、長生きなんてするより
ずっと良いと思うときがある。
生きることは苦しい・・・
昔、TV番組である老人が死に場所を探すために各地を廻っている話をきいたことがあるが、
そんな気持ちが少しは理解できるようになってきた。
自分の思うままに自分の尊厳を保ったままで自分らしく最期を遂げたいのである。

年齢を重ねれば重ねるほど知り合いも少なくなり、身体も不自由になり、ますます孤独に陥っていく・・・
老人ホームで日々美味しい食事をいただき、歌や踊りをしたり折り紙をしたり時々散歩したり・・・身体が自由なら良いが寝たきりだったりしたら・・・

果たして長生きを続けることは幸福なことなのだろうか?

Quality of Life

やはり、生きているときの品質、充実度が大事だと思う。

このまま死んだら、社畜としてのサラリーマン人生、会社の歯車としてだけ生きた人生しか残らなくなってしまう。
サラリーマン時代は、世の中の常識を疑わず、世論に流されてきたかもしれない。
しかし、実際には世の中の不合理なことや、世の中の常識が誤っているのではないかと思えることがだんだんと多くなってきた。
これは、比較的時間的に余裕が出て書籍を読んだり、街に出て見聞きし、自分で少しは考えるようになってきたおかげであると思う。

自分のやりたい事をやり、食べたいものを食べ、自分の基準に合った生き方をして死んでいく。
これで良いのだ。思い残すことはない。

ただ長く生きるより、短くてもいろんな風景のあった人生の方が幸福だと私は思うのである。




2014年7月15日火曜日

多くの不良化したシニアに心を痛めるこの頃

子供の頃、大人はみんな立派な人間だと思っていた。
親や近所の老人に限らず、年齢が上の先輩を尊敬する気持ちが多少なりともあった。 
ところが最近はシニアや年配の方々の横暴な振る舞い等に遭遇する。
グレて不良にでもなったのだろうか。 

ある老人会の一行がお寺に見学が来て、お坊さんがお経を唱えるところを 見学することになった。老人会の20人ほどの方々はお互いに仲が良いのだろう、 終始大声で会話を続けている。
 「あれが護摩か?」「おらは良くは知らんな」「昔、みたぞ」・・・等。
あまりに長く続くので、一緒に見学に来ていた若者が「静かにしてもらえませんか」と小声で伝える。
 老人たちは聞こえないのか会話を続けている。
 若者がさらに大きな声で「静かにしてください」と言う。
老人会の方は知らんぷりである。会話がまた始まる・・・。
せっかくの見学会が台無しになった。

 本日、ある駅ビルで、ペットボトルのお茶を持った老人と、警備員らしき若者が何やらもめている場面に出会った。
どうもペットボトルのお茶の代金を、その老人が支払わずに店を出たらしい。
老人は耳が遠いことを盛んにアピールしている。
警備員が何度も大きな声で説明しているが、老人には正しく伝わっていない素ぶり。
警備員が腕をつかもうとすると、老人が激しく抵抗する。
警備員が店に行って確認させようとするが、老人は聞こえない素ぶり。
警備員がどこかに連絡しているうちに、老人は近くのパン屋に入り、
別の出口から出ようとしている・・・
通りがかりの数名の通行人が立ち止まって成り行きを見つめている。
本当に、老人は耳が聞こえないのだろうか?
ペットボトルのお茶くらいで・・・という気もするが、このご老人はなぜこんなことを?
お金を持っていないのか? 

今まで長い人生を生きてきた先輩が、こんなにも不良化してる場面に遭遇すると心が痛むのである。

2014年7月14日月曜日

業務委託契約という名の搾取

フリーで働くことになると、従来の雇用契約とは違った働き方となる。

表面上、自由な時間に自由な場所で作業を行い、
成果(結果)だけを出せば良いように考えられがちであるが、
働く側にとっての落とし穴がある。

 業務委託契約という名前の契約である。
 正直なところ、筆者もそれほど詳しくなく、業務が委託されたような、
上記のような考えの契約だと思っていた。

 しかしながら、実際には、 なんと、労働基準法の適用外。
つまり、働くにもかかわらず、たとえば最低賃金も保証されないのである。

 労災の認定・適用もないし、会社の提供する休暇もないのだ。交通費も支給されない。
そもそも労働基準法の適用されない労働って何? 
最低賃金ももらえない労働って何(アルバイトより悪い)?と思ってしまう。
 
フリーで働くようになると、働く側が知らないことをいいことに、
会社側での経費を削減するために、こんな業務委託契約という 形態がはびこっているようである。
業務委託契約には、会社側からの指揮命令はないはずなのだが、実際には、社員と同じように、 出退勤管理(朝9時までの出勤義務など)や休暇申請管理(休暇取得のため、許可を申請)が課せられたりする。

成果が求められるが、成果がないうちは、働いていても、賃金はゼロである。

こんなにも会社側に都合の良い契約形態が許されている業務委託契約は、
ホワイトカラーエグゼンプションで働き方の自由度を広げる動きに伴い、
フリーランスの働き手にどんどんと忍び寄っている。

 

2014年7月11日金曜日

55歳に満たないシニアはシニア支援を受けられない?起業し難いシニア

日本政策金融公庫に足を運んだ。
もちろん、起業するための資金の融資を受けるためである。

詳細までは決定していないが、起業するには、やはり何かと資金が必要になる。
そこで日本政策金融公庫に行って少し話を聞いて来ようと思ったわけである。
 日本政策金融公庫のホームページにもそれなりに説明はあるが、
パンフレットをもらって来ようと思った次第である(PDFのチラシをダウンロードしても良いが、紙の印刷物も欲しい)。

シニア起業家支援は55歳以上からになっている。
まだ55歳に満たない私はシニア起業支援を受けることが出来ない。
 誰がシニアを55歳以上と決めたのか?

役所の役人か?50歳以上でも良いし、40歳以上でも良いではないか。
そもそも年齢制限を設けようという発想が気に入らない。
 早期定年退職した会社員、リストラされた会社員、長年勤めた会社を 辞めた会社員なら、再出発支援のため、 シニア起業家支援を受けられるようにしても良いのではないだろうか?

 私は不動産投資、つまりアパート・マンション賃貸事業を、生活の糧にするために開始したいという意向を 窓口の担当に伝えたのだが、その場合、新規開業資金での融資となる。
あらかじめ物件を特定し、事業計画等を提出して審査させてもらうという流れになるらしい。
実際にシニアだと思うが、55歳に達していないシニアなので、公的にはシニアとは認定されない。 他の支援制度もシニアと謳っている制度は、シニアとは55歳以上を意味しているのだろうか?
シニアとして認定されないシニアは支援が受けにくい状況がある。
一方で、女性支援資金は存在し、年齢は無関係。
なぜ年齢や性別で差別があるのか、理解できない。

 

2014年7月10日木曜日

不動産投資で日本の不透明な不動産業界の体質に思う

なんとか稼がねばならないと思い、不動産投資を考えてみた。マンションの一室やアパートを購入して、賃貸に出し、その家賃収入で稼ぐというものである。特に、この先の年金の不安がある状況では、年金を補える財政的基盤が必要となるため、不動産投資を考えるシニアの方が多いと聞く。

試しに、いくつかの不動産投資会社のホームページを見てみた。
なんと、会員にならないと物件の概要は表示されないようになっている。

それでは、会員登録して物件を検索してみる。数多くの物件が表示される。
中には、重複して表示される物件もある(同じ物件であるのに取り扱い業者が多数いる)。

しかし、これが全てではないという。不動産業者が物件情報を秘密にしており、その業者を訪問したお客にしか開示しないという。

なんという不透明さ、不便さ・・・。

これでは消費者(物件を買おうとする者や、借りようとする者)が苦労するわけである。
不動産業者は、右から左へ、物件を流しているだけである(公の書類作成や手続きはある)。

しかも、買主または借主は、2重に手数料を支払わされる現実がある。
家主への礼金と、媒介した不動産業者への仲介手数料である。
この家主への礼金は、実際のところ、不動産業者に渡るのが通常である。
つまり、家主、不動産業者A、不動産業者B、買主(借主) の4者の登場人物がおり、
不動産業者Aと不動産業者Bが同じ業者の場合は、不動産業者Aは家主からの礼金(買主や借主が支払う礼金)と、仲介手数料の2つを受け取るのである。業界では両手取引という。

家主に支払った礼金は、実際は不動産業者へ渡るのである。日本独自の慣行らしい。

日本の常識は、世界の非常識といった例か。そういえば敷金もいつも不満に思う。

私の場合、以前に住んでいたアパートを引き払うときに、掃除をして綺麗にしてから退去したのだ
が、その退去の日に、大家さんが現れ敷金から減額された金額の明細を持ってきた。部屋の中を見る前に、その明細書ができていたのである。フローリング代や畳代や掃除代やガラス交換代等。なぜ部屋を見てチェックすること無しに、明細が作成できるのだろう?しかも、ガラスに貼られていたステンドグラス風のシールは私が貼ったものではなく、元々貼られていたものである。

明細が出たのは良い方で、通常は家主のいいなりで、敷金が全額戻ってきたことはほとんど無い。
そもそも敷金とは家賃の滞納に関しての補償のためであり、回復費用ではないはずである。

日本の不動産業界は変わるべきと思う:
(a)物件情報をネットで利用できるようにすべし
  (不動産業者が秘密にできるのは一定期間とし、それ以上の期間が過ぎても公開しない不動産業者は、家主(オーナー)と借主(買主)の利益を損ねているのであるから、罰則を与えるべき)

(b)不動産業者はサービス業と自覚して、あの横柄な態度は謹んで欲しい
  脅しをかけたり、しつこい営業はやめて欲しい。口のきき方も丁寧な会話を心掛けてほしい。

(c)不動産業界での慣行がグローバルなものになって欲しい
  日本独自の不公正な慣行は止めるべきである。

いつも思うのだが、駅前の一等地には必ず不動産屋や不動産ビルがある。
儲かる商売なのだろうとつくづく思う。




2014年7月8日火曜日

残業代ゼロ法案について

残業代ゼロ法案について

年収1000万円以上の高度専門職となっているが、

まずは、公務員、で実施すべきでは?。

公務員は公務員試験で受かり、専門的にも高度な知識を持っており、なおかつ、公僕として模範を示し、ホワイトカラーでの試験運用的に実施し、改善点を洗い出し、それから一般職業に広めるのが筋ではないだろうか。

日本の働き方は作業効率が悪いといった見方がある。私個人が実際に体験したのは、以下のような無駄なことがある;

(a)ダラダラ会議
  会議の目的や結論がはっきりせず、時間ばかり費やして会議終了予定時間まで過ごす

(b)無駄な印刷資料作成
  会議ではパソコンを使わずに、紙ベースで資料の配布となるため会議の人数分印刷。プリンターが使用中であると長い行列ができる。

(c)残業を前提にした会議
  会議が就業時間終了に近くなってくると、出席者の中から、残りは夕食を食べてからにしましょう、といった発言が出てくる。こちらは1分1秒でも早く結論を持ち帰りたいのに、結局、長時間の会議を強制させられる

(d)残業を促進させるノー残業デー
  なぜか、ノー残業デーで、本日は残業をしない日にしましょう、といったスローガンが掲げられているにもかかわらず、社員食堂は通常通り、夕食を提供している。

(e)情報交換という名の喫煙時間
  喫煙場所や喫煙室を通り過ぎると、多くの人が和やかな世間話をしている。管理職の人も多く、長時間喫煙し続けている方も多い。暇なのかと思ってしまうが、貴重な情報交換らしい。

(f)機械化しようとしない業務
  パソコンで検索できるサイトを提供すれば簡単なのに、人間が実施している。しかも税金で。
  これは、お役所での仕事が多く、たとえば、住所からの地番照会や、住所からの電話番号照会がある。お役所の仕事や稼ぎを少なくしてしまうため自動化に積極的ではない。

どんなに日本から誰かが指摘しようと、外圧がなければ動かない日本の体質が
一番の無駄の原因かもしれない。結局、欧米から指摘されて労働生産性が低いとして
指摘されないと動かないのだ・・・

2014年7月2日水曜日

技術立国のエンジニアは交換可能な部品なのか

パナソニック、情報システム子会社を富士通に売却、IBM子会社にも転籍

日本は技術立国で、日本の技術は素晴らしいというTV番組がよく放映されているが、
その割には、こんなにも技術者が冷遇されている国も少ないのではないだろうか。
残業が常態化し、帰宅するのは毎日深夜。せめて残業代だけでも支払われれば良いが、
サービス残業が当たり前になっている。自分だけ仕事を終えて帰宅しようにも職場の雰囲気から
帰宅し難い。毎朝の通勤ラッシュでもみくちゃにされ、肩が触れただの、そっちが先に肘で突いたとかで、朝から駅での喧嘩で貴重な睡眠時間を減らされる・・・。
しかも、会社を支えてきた技術者は部門ごと売却か・・・。解雇されなかっただけありがたいということなのか。部品のようにあっちへ売られ、こっちへ売られるのが、日本の技術者の運命なのか・・・。


哀しい・・・本当に哀しい。

日本の技術は素晴らしいのか?なら、それを支えている技術者が幸福に見え難いのはどうしてなのか?多くの技術者の犠牲の上に日本の技術の優位性があるならば、まやかしの技術立国である。