高千穂交易の株主総会に出席してみました。
場所は、千代田区にあるホテルニューオータニでした。
そして株主総会のお土産は、ホテル ニューオータニのオレンジケーキです。
ちゃんと、のし紙に包まれていて、これだけでも株主への心遣いが感じられました。
バンダイナムコ、ヤクルト、シチズンHDの株主総会へ出席させてもらいましたが、
のし紙が付いたお土産をくれたのは、高千穂交易さんだけでした。
手提げ袋に自社商品やカタログが入ったものだけより、気配りを感じることが出来ました。
オレンジケーキは、とても美味しそうです。賞味期限は写真にあるように8月7日となっているので、急いで食べなくても大丈夫です(今日は、6月26日)。
会場では、飲み物は冷たい水だけでした。
さて、高千穂交易株式会社の株主総会に関してですが、出席している株主の人数は、
バンダイナムコ、ヤクルト、シチズンHDよりも、ずっと少なかったです。
まばらな人数で、やはり、年配者が多かったです。
そんなせいか、質疑応答で質問する株主の人数が極端に少なかったです(5名くらいだった)。
経営陣に質問するために挙手する人数が、あのバンダイナムコでの挙手の数と比べると、すごく少なかったです。議長である社長さんから、質問を促されるほどでした。
11時には株主総会が終わりました。
実をいうと、高千穂交易がどのような事業をしているのかを知らずに株主となりましたが、 セキュリティ関連システムや産業機械やデバイスや保守といったことをしていることは、恥ずかしながら知りませんでした。何か貿易関係だろうとくらいしか思っていませんでした。
海外から機械を輸入して日本で販売するビジネスモデルが伝統的らしいので、円安の影響を大きく受けてしまっているとのことでした。
しかし、セキュリティ関連機器(入退館管理や監視カメラ等)は、もっと伸びる分野だと思うので、今後に期待したいところです。
今週は、4つの会社の株主総会に出席してみましたが、いろいろと思う事がありました。
1.株主総会に出席しても出席しなくても、議案は決議されることになっている?
株主総会に出席しなくても議決権を郵送ハガキやインターネットで行使できます。
さらに、議案に賛成か反対かの意思表示をしていない株主は、賛成として扱われます。
株主総会会場で、たとえば反対しても、圧倒的な数の差により、事前に議決しているので、
そもそも株主総会を開く意味は何なのだろうか?といった事です。
形式的なものでしかないのが実情なのかもしれません。
お土産をもらえるのは嬉しいので、お土産が出ないような株主総会を私は選びませんでした。
2.株主総会は、USTREAMで株主にネット配信し、在宅でも出席・質問できるようになってほしい。
日本では株主総会がどこも同じ時期に開かれるので、会場の確保等のコストも高くついているのではないでしょうか?
ネット配信して、参加した株主には従来通りお土産ももらえると嬉しい。
3. 株主総会は、もっと活気があって良いのでは?
株主と会社経営陣は、お互いに協力すべき関係であって、敵対関係ではないはず。
経営陣を糾弾するのではなく、どうしたら良い方向に持っていけるのか前向きな議論をしたい。
株主に株を長期に保持してもらうためにどうしたら良いのか?
経営側に魅力的な製品をつくってもらうために、株主として何を協力できるのか?
せっかくの対話の機会なので、盛りあがる株主総会というものになってほしいです。
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