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2015年6月24日水曜日

ヤクルトの株主総会に出席してみました

ヤクルトの株主総会に出席してみました。
場所は、月曜日にバンダイナムコの株主総会が開催されたのとまったく同じ場所です。




こちらは、株主総会終了後にもらったお土産です。
化粧品お試しセット、乳飲料、オープナー(せんぬき?)、カタログでした。

さて、会場の雰囲気についてですが、バンダイナムコと比べると出席している株主に若者が少ないです。ほとんどは中高年の方でしょうか。
出席した株主も、椅子1列に半分くらい空きがある感じでした。
質疑応答も、バンダイナムコでの多数の質問者の挙手とは違い、ひっそりと何人かが挙手という感じでした。
バンダイナムコの株主総会と比べるのもおかしいかもしれませんが、ヤクルトでの株主総会が日本の伝統的な株主総会に近い雰囲気なのかもしれないと思いました。

ある株主から経営陣が高齢の年配者ばかりで若者がいないので若返りを期待するような意見がありましたが、これに対して、代表取締役の議長さんが声を荒げて「経営陣が高齢者であってなぜいけないのか?」と反論する場面がありました。
そうなのです、別に年齢は関係ないはず。高齢であろうが無かろうが、会社の業績を上げられる人なら誰でも良いのだと思います。それを、経営陣に若者が足りないとかいうのは、その理由が理解できません。
社長さんが一喝して答えてくれた通りで、心の中で私も「そうだ!年齢は関係ない!」と同感できました。
ヤクルトはあの社長さんが率いてくれる限り安心できる感じがしました。

実はIT業界でも、年配者やシニアのエンジニアが軽んじられる場面が少なくありません。
ITは若者でなければ出来ないとか、若者でないとプログラミングできないとか、若者でないとチームがまとまらないとかです。古臭い事は知っていても、例えば最近の共同開発で使われるGit等は知らないということで開発メンバーにも加えてもらえません。
最新のIT関連技術は若者の方が詳しいと思われるらしく、会話にすら入って行き難い場合もあります。
しかし、本当は年齢なんて関係ないはずです。
Gitはその時点で知らなくても、CVSやSubversionやClearCase等は知っているのです。
むしろ、Gitを自慢げに吹聴する若者たちよりずっとその一連の流れについて経験豊かな場合だってあるのです。

何でもかんでも若者にすれば良いみたいな短絡的な発想は、やめて欲しいものです。

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