Amazonベストセラー

2014年10月28日火曜日

第2の人生に向かう針路

長年勤めた会社を辞めて既に6ヶ月が経過した。
その間、収入はほとんどゼロが続いている。
家族を養わなければならない立場であるので、家族には迷惑をかけている。
先日は、かっぱ寿司へ行き、「今年最後の寿司かもね」などと、つぶやいたりした。
こんな生活から抜け出すべく、下記のように考えている;

1つめの案としては、「就職」である。
50を超えての再就職である。安定収入の可能性はあるが、また10年後または15年後には、
定年で勤め先を退職となる可能性が大である。そのとき、再び将来の生き方を考えなければならない。一番嫌なのは、結局、人に雇われ、長時間かけて通勤するサラリーマンから抜け出せないことである。
もしも突然に死んでしまった場合、これで自分の人生に悔いはないのだろうか、と考えてしまう。
もっと、自由に生きる道はないのだろうか。

2つめの案は、これは、消極的にほそぼそと生きる方法であるが、退職金を使ってアパート・マンション経営に乗り出すことである。贅沢をせずに、ひっそりと暮らせればそれでも良い。
しかし、利回りの良い物件が見つけに難いところが難点である。やっと見つけたと思っても、あまりに遠方であったり、価格が高過ぎたりしてとても手を出せない。銀行から融資を受けるにも担保出来るものが何も無い。アパートやマンション経営といった大家さんのような仕事で生活できれば良いが、空き室が埋まらなければ収入が途絶えてしまう。
しかも、現在はアパートやマンションが過剰供給されており、先日に空家が多過ぎるとしてニュースにあったほどである。
雀の涙ほどの退職金でアパートを購入できたとしても、貯金はゼロ近くになるので、生活していくことが出来ない。

3つ目は、その退職金を使って起業することである。これならば、自分の思う通りの人生を送ることが出来るかも知れない。しかし、定期収入を見込めるようになるまでどれくらいかかることか。
そもそも、何で起業するのかといった根本的なところも決まっていない。 未経験なことも全部乗り越えていく必要がある。協力してくれるパートナーや友人でもいたら心強いが、そんな人脈さえない。
会社で身に付けたITスキルなど、会社を辞め、個人レベルになった今では、錆付き、古臭いものになっている。

4つ目に考えたことは、これは、田舎暮らし生活である。いっそ、過疎に悩む地方へ移住し、お金を稼ぐにも難しいなら、ほとんど自給自足の生活で余生を過ごそうといった、隠遁生活である。
実際、世捨て人に近い生活になるかもしれない。田畑を耕し、窯で焼き物をつくり、時には書画を、時には山野を巡る、そんな生活が出来たらそれで良い。

サラリーマンの軌道から外れると、途端に生き難くなる日本である。
サラリーマンとは、なんと安楽な生き方だったかをしみじみ思う。

2014年10月27日月曜日

ヤフオクで落札したら使用料だけで3千円も取られるのはサラ金より高い手数料?

ヤフオクで落札したら使用料だけで3千円も取られるのはサラ金より高い手数料?

久しぶりに、ヤフオクで家電製品を落札したのだが、
落札価格と消費税と送料全部で、支払いは約6万1千円 となったので、
ヤフー簡単決済のクレジットカードで支払おうとしたら、
なんと、決済手数料だけで、3千円以上となった!

ヤフオクのシステム使用料は、落札総額の5.40%なので、これなのかと思うが、
3千円の手数料ってあまりに高くないだろうか?

例えば、
PROMISEでは、4.5%~17.8%
アコムでは(100万円未満)、4.7%~18%
モビットでは、4.8%~18.0%
である。
これらは年利である。

うまく計算できないので、

ネットで少し探してみると、古いが類似したような記事を見つけた。
Yahooペイメント(かんたん決済)は使うな!

なんと、ヤフー簡単決済(クレジットカード)は1万円を超えた場合には、
使うべきではなかったのである。
ヤフー簡単決済では、クレジットカード決済以外に、インターネットバンキングを選択することができるので、こちらを使うと300円くらいであった。
約10倍も手数料が違う結果になるので、ヤフオクを使う人は注意すべし。

しかし、システム使用料だけで、がっぽり落札者から吸い上げようとするのは、やめて欲しいものだ。

2014年10月26日日曜日

2014年10月23日木曜日

書籍「How Google Works 私たちの働き方とマネジメント」を購入した

書店に寄ったらGoogleの本が出ていたので購入してみた。 Googleの独特の採用ポリシーや働き方について、今までにも色々と聞いていたが、 少し読んでみようという気になった。 日本がなぜITでダメなのか、否、ITだけではない、なぜ急成長できないのか。 色々なヒントがあるような気がしたのだ・・・ パラパラと見たときには、グーグルの「採用のおきて」のページが目に飛び込んできたので 少し読んだのだ。日本では(頭の固い古いタイプの会社の人事)、まず不採用となる人達でないだろうか。 日本では、上司や先輩からの言いつけを、しっかり守る音無しい感じのまじめな人間が採用されやすいことはないだろうか。

2014年10月20日月曜日

ハローワークで職を探す

会社を辞めてから半年が過ぎたが、その間、ほとんど収入が無い。
退職金はあるが、銀行残高を確認するたびに、急速に減っていることに青ざめてしまう。

自分は無能な人間なのか・・・と、国家試験に落ちたせいもあり、暗い気分になる。
お金が無くても人は幸せになれるなんて言う人は、貧乏を経験したことのない人ではないだろうか。

銀行の貯金が少なくなるにつれ、幸せを感じられなくなりつつある自分がいる。

そんなことで、ハローワークへ行った。
それなりに多数の求人があるようだ。


毎日、満員の通勤電車やバスに揺られて出勤し、夜遅くまでサービス残業を強いられる社畜生活に戻るのは、なんとも嫌なのだが、生活するためには稼がなければならない。


いっそ、妻子を日本へ残し(半分財産を譲渡し)、海外へ移住しようかと思う今日この頃である・・・

国家試験は不合格

ある国家試験を受験したが、不合格という結果となった。

会社を辞めてから、セカンドライフ人生を開くために、この国家試験の合格を目指し独学勉強を続けてきた。
自分で言うのはおかしいが、かなり頑張って勉強したつもりであった。
しかし、結果は不合格。
今後の人生が絶たれた感じで、虚しいやら、泣きたいやらといった気持である。

しばらく立ち直れそうにない・・・とはいえ、ずっと稼ぎがないため、生活に余裕がない。

こういうときは、考える時間が無いほど別の事で忙しくした方が良い。

時間が癒してくれるからである。

発明したい人は海外へ行くべし、特許を高く買ってくれる海外へ売り込むべし

発明したい人は海外へ行くべし、特許を高く買ってくれる海外へ売り込むべし

産業界からの強い要請で、サラリーマンの発明は会社に帰属するように法改正が進められているらしい。発明者にはある程度の報奨金で報いるらしい。

いつも思うのだが、産業界からの要請だからといって政府や役人は、なぜ簡単に改正するのだろうか?つまり、なぜ当事者であるはずのサラリーマンの代表が参加しないような場で、勝手に役人と産業界の2者だけで決めてしまうのか?
決めるならば、産業界、サラリーマン代表者達、政府 といった3者で話し合ってきめるのが公平ではないだろうか?
サラリーマン不在の政策が、いつも通りまかり通っている。
国民不在の議論や、消費者抜きの議論、・・・これで民主主義といえるのだろうかとさえ思えてくる。

サラリーマンは意見を持たないから、勝手な法律を作っても文句は言わないと思っているようである。

ならば、発明のネタがある場合は海外へ行って花を開かせよう。
日本で発明を完成させずに、海外で完成させ、特許収入を得た方が良いだろう。

こう考えるのは無理もない。

報奨金の額は各会社で決めると思われるが、発明と言うのは価値を測るのが難しいので、企業の中でも妥当な金額を算定するのが難しい。そもそも、今までにないものが発明であり、金銭的価値は予測できなったりするので、評価するのは難しいのだ。
結局、報奨金の額は、例えば最大1000万円までにして、発明のケースバイケースで決めるといった方式に落ち着いてしまう。

こうなると、従来の常識を覆すような発明は評価され難いので、低い額の報奨金になる。
これぞと思った発明は、その額より高い特許料で買い取ってくれる海外企業に売った方が良いのかもしれない。



2014年10月11日土曜日

なんかずれてる女性の社会進出に思う

最近、TVニュースや新聞では女性の社会進出の話題が多い。
これは良いことだと思うし、もっと社会進出して欲しいと思う。

しかし、そうかといって、企業に女性管理職の割合を数値目標として挙げさせる、または政府が目標値のガイドラインを出すと言ったことは、いかがなものだろうか?
女性であるというだけで、同じ能力の男性がいても、女性の方が管理職になるという。

もちろん、その女性が管理職になりたいという意思を持っているなら、良いと思うし、
これは、男性でも意思を持っているかどうかで決めれば良いと思うが、
女性と言うだけでそんな特権を与えて良いものだろうか。

まさに、性差別である。しかも、政府が性差別を後押し。

女性の社会進出を目指すなら、男女での賃金格差撤廃を企業に課すことが先決ではないだろうか。他にも、男女平等を目指してすべきことは山ほどあるだろう。

管理職になるかどうかは男女に関わらず本人の意思があるかどうかである。
もしも、能力の無い女性が管理職になったときの現場の戸惑いや混乱を想定できないのだろうか?
欧米がこうだから日本もこうでなければいけないと言った発想は、ここでもずっと続いている。

残念なことに、日本では働きたくないという女性も多い。
早く結婚して子供を産んで専業主婦として生活していきたいといった女性達だ。
家事もあり育児も大変で内助の功として夫を支える立場も分かる。
職場復帰したければ復帰できるような制度や仕組みを整えるのが政府のやるべきことである。

職場での女性にも特に出世したいと希望する女性はそれほど多くはいない。
組織で生きていれば、それなりの責任分担が発生してくるので管理職にはなりたくないと言う。


管理職になれば、通常、帰宅時間も遅くなるし、あるときには部下を叱責したり、お客様にはお詫びする場面が出てくるかもしれない。
部下やお客様から嫌われたりすることも覚悟し、組織を引っ張っていくことが必要なのだ。
つまり、これまで男性が負ってきた苦労を、女性も同じように負うことになるわけである。
管理職の数に女性を増やしても、立場に沿った責任を負わないなら、現場が困るだけである。

男性は、小さいころから、泣くなとか感情を抑えて表に出さないように躾けられた。
女性は、逆に、泣いても笑っても、感情表現豊かに表に出しても良いように躾けられてきた。
あるときには感情を抑え、あるときには感情豊かに、場面に沿って自己をコントロールできる管理職が、男女に関わらず増えて欲しいと思う。



2014年10月1日水曜日

忍び寄る技術立国崩壊の影

世間ではアベノミクス効果とやらで、賃金が上昇した会社もあると聞く。
景気は上昇しているらしい・・・

しかし、本当にそうなのだろうか?

ソニーでは、スマホ事業のリストラで約1000人程度の人員削減を予定。

東芝では、赤字が続くパソコン事業を立て直しで国内外の従業員を900人の人員削減を発表。

パイオニアがまた人員削減、今度は2200人の人員削減。


ルネサス エレクトロニクスは早期退職優遇制度への想定800人を下回る応募数361人。

他にも、パナソニックやリコーやシャープ等も少し前までは人員削減の話が言われていた。

海外が主だが、

Microsoftが過去最大となる1万8000人の削減を発表し、

IBMは、米国で人員削減開始とのニュースも半年ほど前には出ている。

今やグローバルな世の中なので、海外での人員削減は日本にも影響を与える。

企業は新陳代謝を繰り返しているので、人員削減はいつでも発生しているので気にする必要はないという人もいるに違いない。

多くの技術者が職を失い、将来に不安を持ったままで生きている現実・・・。
 TV番組では、日本の技術は素晴らしいと賛美する番組が目白押しである。

かつて日本は経済大国とか言われていた時代があった。しかし、今や、借金大国である。
とても経済大国とは言えない。

では技術大国か?ならば技術大国を支える技術者達は尊敬されているか?

そんなことはない。
素晴らしい技術であるならば、なぜ技術者達がそれで豊かになれていないのか?

 現実では、技術で素晴らしいものがあっても、ビジネスでは他国に負けてしまう。

日本では、清貧でお金とは無縁に一生を捧げて打ち込むような人物像を技術者に期待するのだ。

人員削減された技術者達は部品のように捨てられていくだけなのだろうか。

人材を無駄にし、自画自賛を繰り返しているうちに技術立国でなくなる影は忍び寄っている。