会社を立ち上げた後に何ヶ月かすると、税務署から新設法人に対して税務関連の説明会を開催してくれる通知が届く。
会社経営と税務の在り方、源泉徴収や給与や記帳等について、それぞれの担当者がざっと説明をしてくれるのだ。約3時間であった。
確かに記帳について説明してくれるなら非常にありがたい。なぜなら、領収証を保存したり、取引に伴う資金残高等の確認等、日々の記録に追われるからである。
もらった資料は、以下のようなもの:
とはいえ、どれだけ、この説明会が役立ったかというと、それほどでもない、というのが実感である。
確かに、説明が聴けるのはありがたい。しかし、内容が概略的な一般内容なので、既に知っている事柄が多かった。しかも、私の場合と違っている点もあり、どうして説明しないのだろうと疑問に思う点もあった。
出席している人は、起業したばかりの、言わば社長さん達である。人数的には十数人といったところであったが、記帳については全て手で行っている方もおられ、驚いた。かなり年配の方であったが、会計ソフトも何も使わずに記帳も決算書も自分の手で作成するという。簿記の経験があれば可能かもしれないが、会計ソフトの使用を勧めるとか、もっと効率的なやり方を指導してあげたら良いのにと思ってしまった。
また、私の場合、従業員も雇っておらず(雇用予定なし)、自分への給与や報酬もゼロという、たった1人の会社なので、雇用保険や給与支払い事務所の届出等が不要であるので、一般的な説明とは食い違うのである。
もらえる資料には、源泉徴収や消費税の資料や不明な場合の問い合わせ先等も載っていたので、入手する価値はある。
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