ご存じのように、2020年東京オリンピックおよびパラリンピックが
7月24日~8月9日まで開催される予定である。
開催には賛否両論あるだろうが、景気回復のきっかけともなるし、何より具体的な目標があるということは、良いことだと思う。
しかし、東京オリンピックが終わってからの日本の目標は何なのか?
オリンピックの開催ばかりに集中し、その後のことは特に何も議論されていないようである(庶民レベルでは・・・)。
オリンピックが終わってから次の目標を考えるのでは遅過ぎると思うのである。
何も次のビジョンが無いまま、オリンピックが終了したとたん、
日本全体が空虚な雰囲気に包まれてしまう。
今のうちから、東京オリンピック後の目標を打ち立てて国民の議論を活発にしておいた方が良いと思うのである。
それでは、東京オリンピックの次の目標は何なのか?
ズバリ、オリンピックの後の目標には、私は遷都の実現を提案したい。
東京一極集中の弊害はこれまでも語られてきたが、その機運があった過去さえほぼ忘れさられている。
しかし、首都機能をどこかに移転するならば、どこへ移転すべきなのか、といった具体的な地名や地域が決まっておらず(あるいは、公表されておらず)、何も議論が進展していない。
ここでも、私は、首都機能は名古屋に移すことを提案する。
東京、大阪、そして中間の名古屋という3大都市を、強く連携させ、なおかつ首都機能の分散を行えるようにするのである。そのためには、中間の名古屋を中心として、西は大阪、東は東京を管理できるようにする。言わば、中央政権が名古屋にあるイメージである。
今、首都直下型地震が発生したら、どのようになるであろうか。
多くの人命や財産が失われ、日本の中枢機能が失われ、完全にパニック状態になるであろう。
いかなる災害があろうとも出来るだけ日本政府がマヒしないことを考えるならば、
コンピューターシステムで言うところの、可用性を高めるのと同じく、分散させるしか方法は無いのである。東京、大阪、名古屋を、それぞれの分散されたシステムとして、代替可能(ホットスタンバイのように)とすることが必要ではないだろうか。
え~名古屋か~といった声が予想できるが、ならば尋ねたい。
他に良い場所があるなら、その場所とは?
首都移転は不要なのか?差し迫った危険は無いと言えるのか?
0 件のコメント:
コメントを投稿